講談社文庫<br> 掟上今日子の推薦文(文庫版)

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講談社文庫
掟上今日子の推薦文(文庫版)

  • 著者名:西尾維新【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 講談社(2019/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065143124

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内容説明

二億円の絵が一夜にして二百万円に急落。鑑定人は、忘却探偵・掟上今日子。しかし、絵がすり替えられた形跡もなければ、今日子さんには記憶もない。美術館警備員・守の依頼を受けて看破した真相は、さらなるアートな難事件を巻き起こす! 彼女と過ごす時間はいつだって最初で最後。「忘却探偵シリーズ」第2巻。(同一内容の単行本版も配信中)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

95
「初めまして、掟上今日子です。」の忘却探偵シリーズ第2弾。このシリーズは実は順番をバラバラに読んでいるのだけど、1日で記憶がリセットされる「忘却探偵」という設定なので、どこから読んでも楽しめるのがいい。今回の依頼者はあの「冤罪体質」の隠館厄介君ではない。絵画とその額を作成する名額縁師のお話。今回も今日子さんの推理は冴え、相変わらずお金には細かい。「だって2億円ですよ、2億円!」絵画の評価もそこか!(笑)安心安定のシリーズですね。★★★2019/02/24

ポップノア@背番号16

89
シリーズ2作目。眠ると記憶がリセットされる忘却探偵の掟上今日子。それ故に事件は1日で解決をモットーとする探偵業界のすぐやる課、最速の探偵でもある。物語の大半を占める依頼人·親切(おやぎり)守の語りが少々まどろっこしいのが残念。二人の会話はウィットでサクサクでしたが、事件の結末はいまいち腑に落ちず「読後感悪いなー」って思っていたら、ラスト10ページの付記が全てを霧散しました。タイトルの意味が最後に解りスッキリ&ほっこり。やっぱり次回作も読もうかな? お金への執着心を隠し切れてない今日子も可愛いですしね(笑)2020/02/11

佐島楓

71
今日子さんが女性の私から見て全然魅力的じゃないのがとても残念。相棒は変化していくのが仕様なのだろうか。前作から引き続き人間関係的に進展があるのかなと思って楽しみにしたのだけれど。それともこれもトリックのうちなのか?2019/01/25

dr2006

62
記憶は忘れるが初心は忘れない探偵掟上今日子第二弾。主人公の親切守は美術館の警備員。ある日彼が警備する絵画がとある老人によって破壊されるという事件が起きた。何故か老人には何のお咎めも無しだったが、守は警備責任を取らされ解雇に。「考えを口に出して言おうとしたが止めた」の様に、守の視点で脳内考察と会話の躊躇が随所にあり多少面倒だが、一日で事件を解決しなければならない今日子の推理の早さは相変わらず俊敏だ。今日子に謎解きを焦らされる守に同情しつつ「推薦文」というキーワードは最後迄読むしか解らない為、完読を推したいw2021/05/10

さばかん

53
個性が強い掟上今日子さん(25)、、、      とても良いですね……。2019/03/26

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