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内容説明
早稲田大学ビジネススクールの人気講座「現場学」を単行本化。トヨタ、花王、ドン・キホーテなど「強い企業」は皆「強い現場」を持つ企業だった! その現場力の実践的な鍛え方を伝授。
目次
はじめに
序 章 素朴な疑問
第1章 「強い現場」とは何か
第2章 「強い現場」の七つの条件
第3章 「強い現場」をどうつくるのか
おわりに
オペレーショナル・エクセレンス 三〇のキーワード解説
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kanaoka 58
7
企業運営において、日本特有の同調性の強さ、ハイコンテクストな文化性が、害をもらたすことも多い(これらは村社会の運営に適した様式なのだろう)。経営者は日本文化のルールの呪縛から離れ、自らがリーダーとして、これらを上回る強力な企業文化、企業哲学を形成する必要がある。求められるべき価値観、行動様式を自問し、主体的に意図的に生み出し、従業員の行動パターンに強く影響を与えていく覚悟が必要である。そして、目的・目標の明確な提示、責任と権限の明確化、チームや場の設定、評価プロセス等、これらの構造設計が重要である。2016/05/08
Ponyo
6
想像していなかったオペレーション中心の部署に来て、未だに馴染めないし、仕事もできないし、それでいて次から次へと色々起こるし、本当に存在意義を問い続ける日々なのだけれど、本棚を眺めていてもう一度読んでみようって思わされて読んだ。6年前とはまた違った感想を持てたし、自分の役割とリンクする部分もあるので、もう少し深堀して考えてみようと思えたところは良かった。あとはモチベーションをあげるだけだな。うーん。2022/07/03
Fondsaule
6
★★★★☆ 結構、納得した。「強い現場」の七つの条件:①企業哲学としての「現場力」、②脱・事なかれ主義、③主権在現、④自律的サイクルを埋め込む、⑤見える仕組み、⑥オルガナイズ・スモール、⑦継続する力2016/11/23
hiro
4
増補改訂版を購読。学びになる内容多数。 ★★★★☆2024/10/31
もち
3
見える化に続いて、読み始めたが興味深い内容だった。現状に対する不満足感が改善を生む発想、現場こそが真実の瞬間を生み出す源泉であること。単に社長がたまに現場に来て職員とお茶をすることが現場主義ではない。顧客へのサービスの本質を考えさせらる内容だった。また、改善には徹底的な数値化、見える化が必要であることを改めて理解した。2025/01/09




