メゾン文庫<br> 銀行ガール 人口六千人の田舎町で、毎日営業やってます

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メゾン文庫
銀行ガール 人口六千人の田舎町で、毎日営業やってます

  • ISBN:9784758091374

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内容説明

「こんな田舎から出ていって、いつか都会のモデルになる!」 そんな野望を持ちながら、神山銀行で営業として働く五十嵐吟子、24歳。だが、彼女の思いとは裏腹に今日もお客様から厄介な相談が舞い込む。戦前から続く雨漏り食堂の修繕費用融資から、リサイクルショップの立ち退き交渉、はては振り込め詐欺犯逮捕まで!? お客様がお困りとあらば義理人情と正義感にあふれる吟子はとにかく黙っていられない。スカッと爽快、地方銀行女子の奮闘ストーリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

53
銀行の業務を学びつつ、主人公の地銀行員・吟子の成長譚も楽しめる。親子関係のけっこうヘビーな話なのだが、読後感はスッキリとしていてよかった。2019/01/13

よっち

33
都会に行ってモデルになることを夢見ながら、地方銀行の営業として働く五十嵐吟子、24歳の奮闘が描かれるお仕事小説。渉外として顧客を訪れる吟子の元に次々と舞い込む厄介な相談。戦前から続く雨漏り食堂の修繕費用融資から、リサイクルショップ立ち退き交渉、振り込め詐欺犯逮捕、町おこしに離婚して生き別れた父の過去が絡んできたり、かつての想い人との久しぶりの再会もあって、困っている人たちのために周囲の助けも借りながらアイデアをひねり出し、奔走するうちに自分の目指すところを見出してゆく吟子の姿には心に響くものがありました。2019/03/11

YAKO

30
いろんな意味で似ているところもあって、特に住んでるところ、田舎💦 わかるわかるって感じです😅 良くも悪くも、、 良い故郷になる人、もう離れたいと思う人、極端に分かれるところだと思います。そんな町のお話。とても読みやすかったです。 吟子ちゃんの前向きなところいいなぁ😊👌 ちょっと娘に似てたりします😊 あと、心に残った言葉✨ 「過去は失われてしまった。もうやり直すことはできない。しかし、未来はまだ失われていない」「夢はきっと、自分を出し切ること」😊2019/03/21

よっしー

20
お仕事小説と思って手に取りました。田舎の銀行勤めの主人公が色々な問題解決に向けて頑張っている姿は好感が持てたのですが…性格を含めると感情移入が出来なかったです。田舎って長閑で人付き合いが密なイメージがありますが、だからこそ拗れると大変なのだと改めて感じました。どこも、新参者には厳しいのでしょうか…。2024/12/19

TAKA

20
吟子さんのお仕事奮闘記。 最初は田舎の銀行員なんてと言っていたけど特殊な案件に触れていくうちに段々気持ちが変化してくる。 夢破れたミュージシャンのことをプライド高いから失敗したんじゃないかと評したけど、吟子さんもプライド高いと思う。 あと実際の東京は地獄の満員電車、ビジネス競争、あの手この手で集客を狙う誘惑のオンパレードだから、お金持ちじゃなければ辛い。だから決して理想郷ではないし、別に大成功したいという気が無いならたまに買い物しに上京する程度が良いと思う。2022/01/28

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