内容説明
誰もが振り返る美貌を持ちながら、ニコリとも笑わない男――美術史准教授・五条雪彦。彼の助手となった心理学専攻の雨音は、畑違いの分野に苦戦中だ。しかも、頼れる彼のもとには絵画以外の謎も持ち込まれて――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あゆみ
28
★★★☆☆ 美術に関して無知なので、有名な絵画の謎や歴史的背景が知れたり、雨音の専門である行動分析学からの指摘から雪彦が新たに見出した解釈が語られたりと興味深い。雨音のキャラが好きになれず、彼女の視点で語られているのを読んでいるとイライラしてしまうのが残念。2019/02/06
はるき
28
世界的名画に潜む(かもしれない)謎を解く。ラノベレーベルらしい軽さもラブも含みつつ、結構冒険した構成が好印象でした。著者の次回作も読みたいな(^^)/2019/01/16
るぴん
25
初読み作家さん。ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」の解釈が面白かった。でも物語のストーリーはあまり好きになれず。いくら正義感が強いからって確かめもせず、知りもしない人の悪評をネットで拡散させるかなぁ?相手が芸能人とかならありえるかもしれないけど…。ちょっと納得のいかない点がいくつかあって、すっきりしなかった。2023/06/29
ばんび
9
いろんな見方がおもしろい。 次読みたい!!2020/07/10
あい
6
有名絵画の新解釈を捻り出す部分だけは楽しめました。「絵はただ愛すればいい」とはいうものの、あらゆる角度からの解説付きで「最後の晩餐」や「民衆を導く自由の女神」など、もう一度鑑賞してみたくなりました。2020/10/07
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