色は匂へど散りぬるを

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色は匂へど散りぬるを

  • ISBN:9784344918740

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内容説明

14歳の紀代子は一家で朝鮮へと移住したが、間もなく父親が病死してしまう。父亡き後、困窮した家族を救うために、ハルビンへ働きに出ることを決めた紀代子が連れて行かれたのは、遊廓・千歳屋であった。定められた運命を受け入れた彼女であったが、その先には過酷な出来事が待っていた。
異国の地で、戦争という時代の流れに翻弄されながらも、娘を守り懸命に生きたひとりの女の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香翠

12
綺麗な装丁と静かで穏やかな語り口の文章。けれどそこに綴られているのは優しさに溢れる物語ではなかった。ハルビンの冬は私が想像できないほど寒いと聞く。しなやかに強く生き抜く主人公の心情とそれを重ねて描いたのだろうか。少し余韻に浸ってみよう。2019/03/16

イナ

11
★★★☆☆2024/11/17

紫紅

2
一人の女性の物語ですがあまりにも淡々と進み過ぎていてあまり小説といった感じがしなかった。2019/01/12

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