文春文庫<br> 管理職降格

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文春文庫
管理職降格

  • 著者名:高杉良【著】
  • 価格 ¥896(本体¥815)
  • 文藝春秋(2019/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167912093

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内容説明

職場で左遷、妻の不倫、娘は万引き……
あなたならどうする?

競合デパートとしのぎを削る大松屋銀座店の法人外商部課長・津川直二郎は、
突然、大口顧客から取引停止を通告される。
年商二億円の商権を失う危機に、左遷を仄めかす上司。
津川が挽回に奔走する最中、妻は不倫に走り、娘は万引き事件を起こし、
家庭にも深刻な亀裂が。
人生最悪の逆風に直面した男の選択とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいすけ

3
家庭も治められない人に管理色は務まらないということか。耳が痛いなあ。でも、どんな困難にあっても優しさだけは忘れないようにしたいと思う。なかなかできないけど・・・。2021/01/04

masa

3
何となくスッキリしない作品。管理職降格というタイトルから、いつもの高杉作品のような上司やライバルとの激しい争いを想像したが、今回は妻の浮気や娘との確執など家庭内でのやり取りがメイン。 会社で起きる出来事は、大手取引先の離脱話や部下のリベート不正受給など、大して珍しくもない話ばかり。対処の方法もイマイチで、最後には左遷されるが結局管理職降格でもなく、感情移入もしづらい主人公。この先の展開もあまり気にならない。2019/06/03

コブタ

3
主人公より少し年下の私は、まさに銀座デパート戦争を目にした世代。そして接待、リベート何でも有りの受注工作。 若いころの自分を思い出し何だかなぁ~、何やってたんだろう。その時は何も分からずに上司の指示で営業マンとしてのその日を過ごしていたんだろうな。現在の銀座の変わり様を津川が見たら驚くだろうなと思いながら読了。2019/05/13

shonborism

3
4次文庫。主人公の津川には救いのない展開が続くが、最後には少しだけ光明が見えたか。やはり時代を感じる描写が多いが、それでも楽しく読めた。2019/01/12

ジョルジョ

2
中間管理職は、今も昔も辛いと思う。しかし、仕事も大事だが、家族を大切にするべし。日本の社会も、この本が書かれた時代と変わってきていると思う、人生、何が大切かを考えて生きるべし。2019/02/23

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