内容説明
美智子様もお気に入りの傑作ユーモア・ミステリー!
いまも世界中で愛される「ジーヴズ」の傑作選第2弾。
時は20世紀初頭。
ロンドンのマンションの一室に、執事ジーヴズは今朝も流れるように紅茶を携えやってくる。
村の牧師の長説教レースから実らぬ恋の相談まで、ご主人バーティの難題をややいじわるな脳細胞が華麗に解決(?)。
バーティたちが通うドローンズ倶楽部の愉快な面々も少し顔をのぞかせる、ユーモア小説傑作選第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきぽん
131
20世紀初頭の英国、貴族のぼんと執事の独身男2人の暮らしはなんとも快適そう。執事ジーブスの才能はほとんどその暮らしを維持するために発揮されている??同じ時代の同じ階級を描いたアガサ・クリスティーとは全然趣が違い、ゆるゆる感がたまらない。日本でウッドハウスがあまり読まれなかった理由はなんでしょうか?2019/01/14
mocha
111
いやはやトンでもない人たち。ジーヴズの主人バーティーのおひとよしにも呆れるけど、友人ビンゴも従兄弟もひどい。なんでそんなに賭け事ばかり…優秀な執事ジーヴズがいなかったら生きていけないかも。え?ジーヴズも博打好き?確かに、堅実だったらこんな主人に仕えてられないよね。なんだかんだありつつも世はすべて事もなし。シリーズの長編も読んでみたい。2017/12/30
さくらさくら
88
『ジーヴズの事件』第2段。相変わらずのジーヴズとバーディとその他の面々。この時代のイギリスのお金持ちはこんな生活をしてたのか…。人生を楽しんでるよね。2019/02/12
ふう
86
一話目は落ちがわからず何回か戻っては読み直していたのであまり楽しめませんでした。諦めようかなとも思ったのですが、つい体育系の根性が出て…。人間関係がわかってくるとおもしろくなり、さてどんな解決法が待っているのかなと期待しながら読み終えました。しゃれた会話と、噛みつく犬と思われても最後は主人を守るジーヴズの機知がいかにも英国風。ジーヴズのいれてくれる元気になる飲み物、飲んでみたくなりました。2019/01/23
papako
75
2冊目続けて読んだらちょっと飽きちゃった。まさかビンゴが結婚!落ち着くかと思われたらとんでもない。相変わらずジーヴスに操られるバーティ。洋服のセンス直さないといつまでもジーヴスに冷たくされるよね。うん、これで満腹です。2020/12/15
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