図解 統計学超入門

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図解 統計学超入門

  • 著者名:高橋洋一【著者】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • あさ出版(2018/12発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866671048

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内容説明

“視聴率”“出口調査”“偏差値”“自動車保険”“平均寿命”“桜開花予報”

「世の中の仕組み」「お金の流れ」「人々の行動」……
すべては「統計学」で見えてくる!

本書は「統計学の入門書」を読んだけれど、
わからなかった人向けに書いた本である。
“統計学の初歩と初歩”という、誰も書いていない分野に挑戦してみた。
「これ以上は噛めない」というほど噛み砕いて、懇切丁寧に解説してある。

ただ、超基礎レベルの統計学を知っているだけでも、世の中の見方は変わる。
初歩の初歩とはいえ、あなどらずに取り組んでもらえば、
身についた統計学は必ずあなたの武器になる。


■目次

・プロローグ そもそも「統計学」とは?
       “お金”と“労力”のムダをはぶく!

・1章 ヒストグラム、平均値、分散、標準偏差
    「統計学」は、ここからはじめよう!

・2章 正規分布
    もっともポピュラーな「分布の王様」

・3章 二項分布
    世の中の“さまざまな現象”がここにある

・4章 二項分布と正規分布
    「重要」なこの二つの分布の関係とは?

・5章 視聴率・出口調査のカラクリ
    「世の中の不思議」は統計学で解明される

■著者 高橋洋一(たかはし・よういち)
1955年東京都生まれ。
都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。
1980年に大蔵省(現・財務省)入省。
大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、
内閣参事官(首相官邸)等を歴任。
小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、
「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。
また、戦後の日本で経済の最重要問題ともいえる、バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとり、
不良債権償却の「大魔王」のあだ名を頂戴した。
2008年退官。
現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。
『バカな経済論』『バカな外交論』『【図解】ピケティ入門』『【図解】地政学入門』
『【図解】経済学入門』『99%の日本人がわかっていない 国債の真実』
『【明解】会計学入門』(以上、あさ出版)、
第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、
ベスト・ロングセラー多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

17
リミテッド ●全数検査をしなくとも、少ないサンプルで限りなく全数検査の結果に近い数値を割り出せる。これが統計学 ●いかにバイアスがかからないようサンプルを抽出するか ●データの数値と平均値との差を偏差という ●要因が多すぎる、偶然性が高いデータは正規分布になりやすい。足の速さや身長等 ●後発的な要因が強いと正規分布になりにくい。所得や体重等 ●サンプル増やしても精度が少し良くなるだけ ●世論調査、内閣支持率、桜の開花予想、平均寿命等様々に使われる ▷流し読み。細かい内容は理解できなかった2021/01/11

チョコラスク

5
初心者編といった感じでとてもわかりやすかった。視聴率が90件では少なすぎる理由が分かりやすかった。誤差が生まれる。視聴率は±2パーセントと言われている。x-平均点分の標準変値×10プラス50で出せる。2022/09/15

せびたん

5
ずっと前から気になっていた統計学。というか正規分布という概念。重い腰をあげて本書で学ぶことにしました。分かりやすかった。回帰分析(怪奇分析…なんちて)という概念も気になっていたけれど本書はそれには触れてなかったけど、統計学がちょっと分かった気になった。選挙で「当確」が開票早々出る仕組みにも納得。 2021/10/30

あや

4
数学の才能がない人間に対し超毒舌な文章ながら、実際に文系の編集者に講義して伝わり方を確認し、覚えるべきポイントと雰囲気だけでよい部分を明確に切り分けた、これまで読んだ中でもっとも初心者の立場に寄り添ってくれているツンデレ入門本。文体が優しくても初心者・数学音痴のレベルを的外れに想定したこれまでの本とえらい違いである。「この証明は大学レベルに難しいのでそういうものだと思っておけばいい」などとはっきり言ってくれると変に悩まなくて済むので助かる。数学のセンスがある人はすごいなぁ…2020/11/30

undine

4
統計学のとっかかりとなるための一冊。 分散や標準偏差、正規分布などの基本的なところから説き起こし、視聴率調査のサンプル数がなぜ900世帯なのか、ということや、なぜ選挙の開票速報が出せるのか、などを解説。 この本をきっかけに統計に関するセンスや感覚が身に付き、より多くを知りたいと興味を持つことができればあとは自分でもっと勉強してください、という割り切った感じである。 著者も文中で述べているが、手を動かしたり、エクセルなどを使ったりして実際に計算することが大事である。 数字に対する実感がわく。2019/12/18

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