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内容説明
点字の発明者ブライユの一生が分かる決定版。
1809年、フランスのパリ郊外で生まれたルイ・ブライユは、3歳の時、事故によって失明してしまいます。10歳の時、パリの盲学校に入学します。当時は、目の見えない人が読み書きできる文字はありませんでした。本を読みたくても誰かに読んでもらわなければならず、手紙を書くことすら出来なかったのです。
優秀で勉強熱心だったブライユは、研究に研究を重ね、16歳の時に現代でも世界中で使われている6点点字を発明します。目の見えない人が自分たちの文字を手に入れた、画期的な発明でした。
ピアニストでもあったブライユはその後、盲学校の教師としてさらに研究を進め、点字の楽譜や、目に見える人と見えない人が互いにコミュニケーションを取れる文字の開発にも取り組みました。
身体の弱かったブライユは若干43歳で亡くなりますが、彼の発明した点字は世界中に広まることになりました。今では140か国以上の国々で使用されています。
本書では、ブライユのドラマチックな生涯を描きながら、豊富な写真と解説記事によって、ルイ・ブライユという偉人を多角的・立体的に紹介します。
また、小学校4年生の国語の授業での「調べ学習」にも、最適の内容になっています。
この作品の容量は、71.4MB(校正データ時の数値)です。
【ご注意】
※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
※この作品は一部カラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
36
⭐️⭐️⭐️⭐️子供の図書館本。2020/02/22
る*る*る
21
点字図書館の音訳奉仕員研修が始まる前に。ブライユ=点字。ルイ・ブライユが今の6点点字を考案✴︎2017/05/02
どあら
18
図書館で借りて読了。小学生の時に点字版を使って、手紙を書いたことがありますがとても時間がかかったことを覚えています。昔はもっと苦労したんでしょうね(^-^;2017/05/27
のり
10
点字のない時代は本を読むことも、字を書き残すこともできなかったのだと改めてわかりました。15歳で考案したのは本当に素晴らしい。ヘレンケラーからも尊敬される人物だったことが頷けます。英語でBrailleブレイユ、フランス語でブライユと読むのは点字を発明した人がルイ・ブライユというフランス人だから。歩道にある誘導ブロックの意味を初めて知りました。手話の由来にまつわる本も読みたいです。2016/09/18
スゲ子
4
点字の元となったのが軍の暗号だった事も驚いたけど、それを改良して「6点点字」として確立したのが15歳の少年だった、ということにびっくり。幼い頃に片目をケガしたルイ少年は免疫の作用(この話怖い!)によりやがて両目とも失明してしまう。でも彼を気にかけて学校に入れてくれた神父、将来を案じた先生、盲学校の推薦状を書いた領主、その盲学校の創立者アユイ…いろんな人が少しずつ彼を光ある方向へ向かわせ、やがて彼の発明が盲人にとって大きな光明になる…というのがジーンときた。そんでもって最後がレミゼラブルみたいだった!2021/11/11
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