角川ホラー文庫<br> 禁忌装置

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角川ホラー文庫
禁忌装置

  • 著者名:長江俊和【著者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2018/12発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041076613

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内容説明

その日、クラスでいじめられていた女子高校生・津田楓に、意味不明の数字の羅列が書かれたメールが送られてきた。それは、アドレスを変えても送られてくる気味の悪いメールだった。噂ではそれを受け取った人が次々と自殺を遂げているという。気にしつつも、その日は同級生で親友の希美と一緒に帰る日だったため、待ち合わせの場所に急ぐ楓。目的の場所にたどりつこうとしたとき、こともあろうに希美が校舎の屋上から飛び降りる瞬間を目撃してしまう。悲鳴混じりの人垣の向こう、地面に血を流して倒れる希美の側には、例のメール画面が表示された携帯電話が落ちていた……。大人気、「禁止」シリーズ著者のデビュー作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

61
受け取った人間が次々に死んでいくメール。もうこれだけで一昔前のJホラーのお約束にピッタリで、読んでいて嬉しくなってしまう。読み進めているうちに連想させられるのは黒沢清の『回路』や高橋洋の『恐怖』。こういう死というものに対してのアプローチや独特の感覚って、やはりJホラー独特の香りがするなあ。「その後」に関しては救いのある本書より『回路』の方がより一層地獄だけれども。女性プロデューサーが事件を追うスタイルとか禁止シリーズの萌芽があるけど、徹頭徹尾モキュメンタリーに徹した禁止シリーズの方がやはり面白いなあ。2019/03/17

坂城 弥生

48
死者との交信。それは確かに禁忌だなぁ。2021/09/28

momi

43
「ゴーストシステム」改題!!「この本がなければ禁止シリーズは生まれなかった」とのことです!これは私にとってかなり残酷で怖かった…。どの禁止シリーズの他作品よりも恐怖があった…が、ラストにかけて失速!!う〜ん。尻切れとんぼのような終わり方で結局のところよく分からない話になってました…。2018/12/26

Mie Tange

34
ちょっと忙しくても続きが気になり ついつい本を開いちゃうくらいには面白かった。 最後はえーって所で終わるけど… あと多目線で進むなら、 もう少し捻りがほしいかな(´・ω・)2021/09/29

たぬ

27
☆3 初の長編小説を加筆修正・改題したもの。設定が突飛すぎると恐怖感は芽生えてこないんだなあ…。楓や松野の退場はえっもう?です。ラストで零子の前に現れた霊についてはえー本宮なのかよーそこは母親だろと軽く舌打ちしてしまったよ。キャラをきっちり深掘りすれば絶対に面白くなると思う。2022/11/23

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