角川文庫<br> 昨日の僕が僕を殺す リュウグウノハナヨメ

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角川文庫
昨日の僕が僕を殺す リュウグウノハナヨメ

  • 著者名:太田紫織【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 特価 ¥308(本体¥280)
  • KADOKAWA(2018/12発売)
  • ポイント 2pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041071199

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内容説明

北海道、小樽。
男子高校生のルカは、人間に紛れて暮らすあやかし達のパン屋さんに居候中。
自身でも霊やあやかしが視えるようになり、おっかなびっくりの毎日だ。
ある日、守り役で狗神憑きの青年・榊の姉が働く水族館へ遊びに行ったルカは、
彼女を粘着質に見つめる不穏な女に気付き……。
ほか、泣けてしょうがない、あるおばあちゃんとの物語や、
都市伝説「テケテケ」にまつわるお話も収録。
満腹間違いなしのホラーミステリ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

41
今回はルカが振り込め詐欺を阻止したおばあちゃんの心残り、榊の姉が働く水族館へ遊びに行った先で彼女を粘着質に見つめる不穏な女、都市伝説「テケテケ」に怯える同級生といった事件を仲間たちと解決してゆく第二弾で、突き放せず少しずつ受け入れつつある冥婚相手の千代子さんとの距離感が興味深いですが、一緒に事件を解決したあやかしの仲間たちとは何だかんだでいい関係を構築しつつありますね。事件の結末はどこか切なかったりもしますけど、状況を前向きに受け入れつつあるルカが今後どんな事件に巻き込まれるのか、続巻に期待ということで。2019/02/05

スズ

40
ルカの守り役である狗神の榊の姉・ちはやと出会い、彼女の勤め先である水族館を訪れたルカ。人ならざる者達が働く舞台裏に驚くルカだったが、突如『いかせない』という水の底から響くような声が聞こえたかと思うと、水槽内にいたちはやが溺れてしまって…。自分の殻に閉じこもりがちなルカが徐々に交友関係を広げていく様子が良く、渚さんの一見突き放すような態度の裏でルカの事を気に掛けている姿も良い感じ。時折出てくる食事の描写に食欲を刺激され、特にペトラさんのブリヌイが美味しそうで、私はフルーツを載せてスイーツ風で食べてみたい2019/10/05

ネムコ

40
琉架くんの受難は一段落。琉架が他の人のために事件に関わってゆくフェーズに移行し、前より面白くなってきた。相変わらず後ろ向きなところもあるけれど、琉架がいつか、生きていて良かったと思えるようになるといいな。2018/12/29

茉莉花

39
北海道、小樽。高校生のルカは、人間に紛れて暮らすあやかし達が営むパン屋に居候中。ある日、守り役で狗神憑きの青年・榊の姉が働く水族館へ遊びに行ったルカは、彼女を粘着質に見つめる不穏な女に気付き…。2021/02/16

Nyah

35
小樽の男子高校生ルカは、人間に紛れて暮らすあやかし達のパン屋さんに居候中。 オレオレ詐欺に騙されて亡くなったおばあちゃんの霊に付き合って心残りを聞いたり、狗神憑きの青年・榊の姉の勤める水族館でルカが気付いた不審な女性、意地悪田沼の好きな東さんの悩みを解決する間に田沼と仲良くなったこと。冥府の花嫁と仲良くなっているルカ、大丈夫かな。天狗の渚は、自分でなんとかしろと言いながら様子を見たり、守ってくれていて、ルカも殻に閉じこもるだけでなく友達付き合いもできるようになり、まだグズグズしてますが少し前向きに。2020/12/10

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