内容説明
道化師――通称【遊び人】のディランは、勇者パーティから追放された。 自分のことしか考えていない勇者たちは、ディランの重要性を理解できなかったのだ。 自己中どもの寄せ集め。連携なんて取る気もない。失敗はすべて道化師のせい――そんな仲間たちに嫌気が差したディランは、追放を快く受け入れる。 勇者たちは知らなかった。道化師の手品《マジック》で何度も命を救われていたことを。そして、レベル99になった道化師は、【大賢者】に転職できることを。 「人生、やり直すか」 道化を演じるのはもうヤメだ。ここからは、俺が主役になる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
17
★★ 最後の終わり方に思わずえっ！ここで終わるの！？ってびっくりしてしまった（笑）続きが気になってweb版を覗いてみたらあと四話くらいでキリのいいところで終わるやん…実際はページ数の問題とか他に事情があったのかもだけど個人的にこの終わり方はあんまり好きじゃないかな〜…次巻も買ってほしいんだろうけど流石に露骨すぎる気がする…(苦笑)内容は典型的な追放物に少しアクセントを付けた感じであまり新鮮さがなかったかも…あとこれも個人的な意見だけどヒロインの胸は大きければいいってものじゃないんだなって…(遠い目)2018/12/25
真白優樹
9
勇者パーティを追放された道化師の青年が、大賢者へと転職し新たな人生を始める物語。―――さぁ、主役の時間を始めようか。 某RPGのような転職システム、そして大賢者としての力と道化師としての戦闘スタイルを生かした戦闘。そんな二つの要素が柱となる、スカッとする爽快感と読み味軽くテンポよく読める手軽さで手に取りやすい物語である。闇の正体も明かされ、油断ならない世界の状況が明かされる中、来訪した処刑人は何を齎すのか。始まったばかりの冒険は、今度こそ望んだ場所へたどり着けるのか。 次巻も早く読みたいものである。2018/12/23
にゃんころ
7
タイトルからDQ3を連想したのと、勇者は必ずしも人徳者では無いという部分が面白そうかなと思って手を付けたんですが、ちょっと中二病濃度が高すぎました(^_^; 俺TSUEEEハーレム系で文章がやや低年齢層向けっぽい印象、主人公が遊び人（道化師）のため戦闘でも奇術とかで戦うもんで爽快感とかもいまひとつ…。この著者はそういう作風の方だったようで、これは私の下調べが足りませんでした。かなり半端な所で切られて続きが気にならなくも無いんですが、次を読むかは悩ましいところ。2019/01/04
nawade
4
試し読み感想。これは気持ち悪い。Web版を読んでいた時から、どことなく気持ち悪さを感じる小説だったが、アンマッチなイラストがついて更に気持ち悪さマシマシになった。流行りの追放モノだが、勇者が本当の意味で噛ませなのが違う。聖法の勇者は後の展開を考えると性格の修正が入るかと思っていたが、そのままだった。2018/12/24
爺
3
ん～、これはちょっとキツイ。Lvも転職もスキルも、どういう設定なのかまったく説明することもせず、これじゃ読者がどんな作品に触れてきたかで前提が変わりすぎる。何を目指した話なのかも分からんし、ロリ巨乳は畸形だし、世界情勢もさっぱり。2023/09/04
