こころのクスリＢＯＯＫＳ よくわかる女性のアスペルガー症候群

著者名：司馬理英子

主婦の友社（書籍）（2018/12発売）

• ISBN：9784074316687

内容説明

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「人づきあいが苦手」「空気が読めない」などの特徴を持つアスペルガーの女性のための本。
トラブル解決へのアドバイスも充実。

●女性で「人づきあいが苦手」
「空気が読めない」
「人間関係のトラブルを起こしがち」などで困っている人は、
アスペルガー症候群かもしれません。

アスペルガー症候群は発達障害のひとつで、
対人コミュニケーションを苦手とする特徴があります。

●女性のアスペルガーの人の場合、
学校や職場などでの人づきあいに困難を抱えることが多いほかに、
恋愛、結婚、出産、育児などの人生ステージごとに、
さまざまな問題やトラブルに出会うことも。

また大人になってからアスペルガーとわかることが多いのも特徴です。

●女性のアスペルガーについて、
イラストと分かりやすい文章で解説します。

さまざまなシーンごとに、
トラブルの解決法について具体的に提案するアドバイスも充実。

●著者は長年にわたりアスペルガーの女性たちの治療に力を注いできた司馬理英子先生。
豊かな経験と知識に裏づけられたアドバイスが、
本人はもちろん、家族や知人など周囲の人にも役立つ一冊。

司馬 理英子（しばりえこ）:岡山大学医学部、同大学院卒業。
１９８３年渡米。アメリカで４人の子どもを育てるなか、ＡＤＨＤについて研鑽を深める。
１９９７年『のび太・ジャイアン症候群』（主婦の友社）を執筆、出版。
同年帰国し、東京都武蔵野市に発達障害専門のクリニックである「司馬クリニック」を開院。
中学生までの子どもと高校生と大人の女性の治療を行っている。
『シーン別アスペルガー会話メソッド』
『大人のアスペルガー　自閉症スペクトラム障害　ビジネスシーン別　会話メソッド』（以上主婦の友インフォス情報社）
『どうして、他人とうまくやれないの？―アスペルガー・タイプの人間関係・仕事・生活術』（大和出版）など著書多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かおりん]

子どもに関わる仕事のため、幼児・児童期の発達障害の知識はそれなりにあるが、大人の生きづらさはどうなのかが分かった。気になる子どもと言われないまま大人になり、診断されることも珍しくないのは、女性は場を読む力とコミュニケーション力が高いから。偏見のない社会、助け合い・思いやりが当たり前にある社会になることを願う。

2019/01/16

[manamuse]

この著者のクリニックも口コミが悪い…。私は積極的奇異型。カッとしやすい。人と関わるのが苦手に見えない。自分の興味には積極的。興味がないことには無関心。自己中。協力や妥協が苦手。攻撃的・衝動的。思ったことを口に出す。行動力はある。笑

2023/08/28

[アルカリオン]

KindleUnlimited 読後の所感。「歯に衣着せぬ物言い」とか「物おじしない態度」というのもアスペルガー特性の一つだよなぁ▼昨今、「マナー講師」が槍玉にあがり「勝手なルールを作るな」「やりたきゃ内輪で勝手にやれ」と批判されることが多いが、アスペルガーの人に欠けているとされる「常識」もそうした「マナー」と大差ないような気もする。結局、多数派の都合に過ぎないというか。で、アスペルガーの人は多数派に合わせることに基本的に価値を感じない、と。

2021/06/12

[塩焼きそば]

図書館本。予約して借りる。 女性だとアスペルガーも症状が違うようだ。 確かに女性特有のコミュニケーションや人間関係はある。 障害があるとやっぱり苦しい。 大人になってからわかる人もいるようだ。

2020/01/04

[のぞみ]

アスペルガー症候群について詳しく解説されていてためになりました。ただ、対策が散発的でちょっとわかりにくかったです。

2022/06/09