実務家が陥りやすい 相続・遺言の落とし穴

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実務家が陥りやすい 相続・遺言の落とし穴

  • ISBN:9784788284708

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内容説明

落とし穴に気がついていますか!?
◆遺言書作成や遺産分割などに際し、実務家が誤解・誤認しやすい事項を具体的な「誤認例」に基づき解説しています。
◆民法(相続関係)改正に言及した最新の内容です。
◆実務に精通する弁護士の研究会が、相続・遺言分野に携わる専門家向けに執筆しています。

【目次】
第1章 相続人・法定相続分
【1】 相続人の範囲及び法定相続分の落とし穴
【2】 養子の子に養親の代襲相続権はあるのか?
【3】 養子には、実方の父母及びその血族の相続について相続権はあるのか?
【4】 夫婦の一方のみと養子縁組をしている場合の落とし穴
第2章 相続放棄・限定承認
【12】 賃借物件を引き払うと相続放棄できなくなるのか?
【13】 債務超過ではあるが自宅や事業用資産を取得できるのか?
第3章 遺言書
【18】 一生身の回りの世話をして生活費をくれるなら、自宅土地建物をやるという死因贈与契約の落とし穴
【19】 無効な遺言は相続において何の意味も持たないのか?
【20】 改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS―R)の落とし穴
【21】 未分割の不動産の持分を遺贈する場合の落とし穴
【22】 母親の面倒を見ることを条件とする遺贈の落とし穴
【23】 遺言に預貯金残高は記載しておいた方がよいのか?
第4章 遺言執行
【42】 相続人の処分権限が制限される旨記載した就職通知を出すべきなのか?
【43】 遺留分減殺請求がされている場合であっても、遺言書の記載に従い遺留分を無視して執行してよいか?
第5章 遺留分
【49】 遺留分減殺請求に関する手続選択の落とし穴
【50】 遺言の効力を争うときの落とし穴
第6章 遺産分割
【54】 後見人と被後見人の遺産分割協議(後見人に著しく有利な結果となった場合)の落とし穴
【55】 後見人と被後見人の遺産分割協議(特別代理人が選任されなかった場合)の落とし穴
【56】 預貯金以外の賃料債権や、貸付金返還請求権等は当然分割となるのか?
【57】 一部の相続人に遺産の一部を先行して渡し、相続人から切り離す場合の落とし穴
【58】 相続債務残存の可能性がある場合に相続分の譲渡を行うときの要検討事項とは?
【59】 非協力的な相続人がいる場合の裁判所選択についての誤解
第7章 寄与分・特別受益
【71】 特別受益と寄与分が問題となる場合の対象財産評価の落とし穴
【72】 生命保険金は特別受益とならないのか?
第8章 遺産分割の前提問題・付随問題
【75】 遺言書が作成されていない場合に葬儀費用を相続財産から支出できるのか?
【76】 遺言書の記載に従い葬儀費用を相続財産から支出できるのか?
【77】 相続放棄を予定している場合に葬儀費用を相続財産から支出してもよいのか?
第9章 遺産分割後のトラブル
【83】 地裁や高裁で和解し遺産について不動産登記をする際の落とし穴
【84】 遺産分割協議において不動産が一部漏れていた場合はどうなるのか?
【85】 遺産分割後に多額の債務があることが判明した場合はどうなるのか?
【86】 遺産分割で取得した土地の面積が不足していた場合はどうなるのか?