- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
40代の夫を突然死で亡くし、幼い2人の子を抱えて途方に暮れた著者は、
煩雑な手続きの数々、そして理不尽な出来事に直面する。
Twitterでも大反響を呼んだ、著者の実体験をもとにした漫画をもとに、
身近な人が亡くなった時にするべき手続き(行政手続き、お金、相続など)、
また生前にしておくべきこと(貯金、デジタル、保険関係などの情報共有など)
がわかりやすく解説。
突然死・病死にかかわらず、予期せぬ死は誰にでも起こり、
そして準備することが大切であることを教えてくれる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
91
いやー…冒頭からショックで、自分だったら…と想像して怖すぎるけど物凄く意義のあるコミックエッセイでした。考えたくない、ついわが家には関係ないと目を背けがちだけどそれが一番後々の不幸のモトだな…と実感。旦那さんがオタクかオタクじゃないか関係なく読んで、予備知識として知っておいた方が良いです。オタクだけじゃなく特にモノが多い人のプラスアルファが載っています。知識だけでなく、家族が突然死した後の心情や変化もリアルに伝わってきてもうつらい…子どもたちのためにも色々できることからやっていこう。2019/11/12
nyaoko
69
Twitterで漫画を読んでました。書籍化になり、伴侶が亡くなった後の手続き等が入る事によって、漫画実用書になってます。オタクの夫でなくとも、稼ぎ手の人が急死となればそれはもう、筆舌し難い悲しみと苦労があると思います。バスの中でふと、亡き夫を思い出す作者の姿に胸が詰まった。我が家もそろそろ夫のエンディングノートを書かせねばと思う。大量の仕事道具や趣味のガラクタの後始末、気が遠くなりそうだもの。2019/01/05
syaori
59
先日子供を産んだばかりの知人と会う機会があり、ベビー用品やその他の準備などで結構なお金がかかったという話を聞いたのですが、この本を読んで分かったのが、人が死ぬということも(恐らく)生まれるのと同じくらいお金がかかり、加えて煩雑な手続きが要るのだということ。死亡届から始まって葬儀、住民票の削除や健康保険からの脱退、相続、携帯電話や公共料金の解約、お墓の問題まで。親族が急に死んだ時、自分はこれをこなせるだろうかと遠い目になってしまいます。とりあえず、自分が急に死んだ時のための準備はしておこうと切に思いました。2019/09/04
キク
56
オタクという部分に引っかかって読んでみた。でもオタクは+αで、イラストレーターの妻による実録エッセイコミックに、監修で加わってるその道のプロが章毎に詳しい解説文を載せている、実用的な身内死亡時の実務関連書籍だった。でも、読んでおいてよかった。僕はまだ喪主の経験がないけど、そのうちやることにはなるんだと思う。実際にその時になったら、気持ちの余裕が多分ないだろうから。2023/12/16
よっち
42
40代のオタクな夫を突然死で亡くし、幼い2人の子を抱えて途方に暮れた著者が、直面する煩雑な手続きの数々や理不尽な実体験の出来事を綴った一冊。40代が年間に亡くなるのは1000人に2~3人程度なのだそうですが、身近な人が亡くなった時にすべき手続きがわかりやすく解説されていました。残された家族はほんと大変なんだなとしみじみ実感しましたが、うちもお金の管理やら契約などはほとんど自分がやっているのでいろいろ考えましたし、こういう実体験を読むとちゃんと規則正しい生活して健康に過ごさないといけないなと改めて感じます。2019/01/26