内容説明
高校へは行かずに、独学で大学へ進む道もある。通信課程の大学で学び、学者になる方法もある。レールはひとつではない。世界の価値観は多様だ。自分のペースで学び、生きていくためのヒントと勇気をくれる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
111
東大経済学部大学院の先生の自分の中学、高校、大学での勉強の仕方を書かれています。中学は帰国子女でしたが、ブラジルに渡り独学で公認会計士の勉強をしていて、その後大検を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を修了して、東大経済学部の大学院を受け卒業して先生になるまでのことが書かれています。能力がある人はどこででも勉強できるという実例です。2015/10/26
えちぜんや よーた
75
「ドツボ」にはまらない独学の方法について。・ノートづくりのためのノートはつくらない・マーカーは引かない(引きすぎると後でどれが重要なとなのかわからなくなる)・問題集はの問題は分からなかったら、すぐ答えを見る・テキストは2回読む・同じようなことが書いている別のテキストも読む2013/06/07
佐島楓
57
慶大通信に学び、東大大学院から大学の教員となった著者。大いに勇気づけられたが、いまだこの先生のようなケースはレアだということの表れでもある。自分で考えて行動、勉強し、掴み取っていくことの大事さを軽視されない世の中であってほしいと思うのだが、スタンダードな道を行った人ほどレールを外れた者の苦労に思いが至りにくい事実もあるのだ。2018/12/29
きいち
40
「勉強や研究の自分なりのマスターの仕方を、自分なりに工夫することが実はとても大事」まさに。◇ここでの「独学」は、高校・大学に対してのもの。それに続いての、慶應・東大での素敵な先生との出会い、大学・大学院という「フェアな環境」の中でのリアルな学びの価値も、この本は合わせて強調している。「実は強制されてない」レールから外れたからこそ、あるいは一度社会にでたからこそ、大学という場所が有効に役立てられる・・そう、研究発表会やらシンポやら勉強会やら、正規じゃなくても結構使えるもの。わくわくできる社会像、それが大事。2017/04/19
花男
24
道を踏み外しても悲観しないこと。また別の道がある。そういう社会は元気になれる!2022/06/18
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