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内容説明
大学在学中に公認会計士試験に合格し、30万部ベストセラー『会計のことが面白いほどわかる本』を26歳で生み出した俊英・天野敦之の新境地!
外資系コンサルティングファーム勤務時代にベストセラーを執筆し、証券会社の投資銀行業務を経て独立した著者が、理想と現実の狭間で暗中模索の末に気づいた“働くことの本当の意味”を寓話に託して表現する意欲作。
ひたすら利益を追求するばかりで誰も幸せになれない私たちの社会の行き着く先を見据え、“ビジネスや企業の新しいあり方”を提示する。
舞台は、ある温泉街の老舗旅館「クマの湯ホテル&リゾート」。
2代目社長のクマ太郎は、旧態依然とした経営を立て直そうと、ビジネススクールで学んだ手法を導入。
ところが業績は一向に改善せず、断行したリストラも状況を悪化させるばかり。
「どうすればよいのか」自問自答をくり返し、答えを模索する毎日が続く。
そんなドン底状態で、ある事件が起きる。その先にクマ太郎の気づいたものとは……。
「成功や利益を追いかけているけど、果たしてこれでいいのか」
「働けば働くほど何かを失うような気がする」
このような疑問や矛盾を感じ閉塞感を抱いているビジネスパーソンに読んでいただきたい一冊です。
福島正伸さん、山田真哉さんはじめ、各界著名人絶賛!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花花
14
仕事において大事なことを、クマ太郎さんを主人公にして物語として読ませてくれる。これがよくあるビジネス本だったらきっと手にも取らなかっただろうなと思う。何事にも感謝の心を忘れない。仕事だけでなくすべてで必要なことだとはわかっていても日々の生活に追われて忘れてしまいがち。それに気づかされました。読んでよかった〜オススメです♪2011/12/26
maito/まいと
12
かなり前の本だけど、ビジネス本によく書かれている「会社の存在意義」「価値創造」を、言葉じゃなくてこういうストーリー仕立てで読んでいくと腑に落ちるところが多い。ストーリーとしては(ある意味)ありがちではあるものの、土台が無い中でテクニックを積み上げても薄い内容になる、とか、市場調査の落とし穴、など実ビジネスにも活かせるエピソードも多い。愛、とか幸せ、とか最後の方で連発しすぎているのが若干冷めるものの、なぜ自分はこの仕事をしているのかを突き詰めるきっかけになる一冊。2015/02/04
こともえ
5
自らに「克つ」というのがどれだけ難しいか・・・「愛」だな「愛」。2014/12/01
suzuki s
3
すべのことに感謝する。すべての原因が自分にあると考えるから解決することができる。主体的な考え方だった2015/05/01
しんご
2
軽めに再読。何の為に企業は存在するのか?、何故信頼してくれないのか?、何故働いてくれるのか?、何故ここに居られるのか?2018/10/25