講談社文庫<br> 鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~

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講談社文庫
鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~

  • 著者名:周木律【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 講談社(2018/12発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784065139592

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内容説明

すべての事件【ものがたり】はここから始まった。謎は原点【ゼロ】に収束する――鏡の館が写す過去と現在。異形の建築家が手掛けた初めての館、鏡面堂。すべての館の原型たる建物を訪れた百合子に、ある手記が手渡される。そこには、かつてここで起きたふたつの惨劇が記されていた。無明の闇に閉ざされた密室と消えた凶器。館に張り巡らされた罠とWHO、WHY、HOWの謎。原点の殺人は最後の事件へ繋がっていく!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

370
綾辻館シリーズの『黒猫館』『暗黒館』ポジション。建物や、その建築家にスポットを当てていると、一作こういうのを描きたくなるのか。トリックは今回も大掛かりで楽しい。ただ、小説としては平坦。主要人物の立ち位置の変化を、過去作の中で上手く捌けていないから、十和田は存在感も魅力も全く無くなってしまい、神も、格闘マンガでよくいる、負けた後、妙にいい奴になって味方になる敵役みたいなチープさが出てきた。金田一少年で、最初は性格最悪な噛ませ犬だった明智警視が、いつの間にか準主役級の有能キャラになったような欺瞞がそこにある。2019/03/10

相田うえお

90
★★★☆☆21053【鏡面堂の殺人 (周木 律さん)】初読み作家さん。堂シリーズ第6弾!初読みなのに6作目から読んでいいんでしょうか?などと思いながら読み始めましたが、本シリーズ、過去の流れを延長してる部分が多い気がしました。結論!これは順番に読んだ方がよかったかな〜。本作品、建築と数学をネタに使ったミステリー小説で、それ系のマニアに(どんなマニアだ!)ウケそうな凝った作りでした。ま、ちょっと横道にそれ過ぎて暫く戻ってこない傾向ありですが(笑;)入手の機会があればシリーズ1作目から読みたいですね。(^^)2021/05/30

ダイ@2019.11.2~一時休止

86
堂その6。完結編を図書館予約しようとしたらまだ本作未読だった。今までノベルスで発売してたのに文庫書下ろし。前作が衝撃過ぎて本作は完結編までのつなぎって感じでした。2019/03/01

yu

60
Kindleにて読了。あっ、教会堂の読み終わった日を間違えた。まぁ、いっか。なんだろうな、今回は非常にイマイチな気がする。。。2019/05/14

さばかん

60
クライマックスの直前に挟まれる過去回想。     全てはここから始まった。     しかしまぁ藤衛は本当に得体のしれない人物ですね。      沼四郎には同情しますわ……。2019/03/04

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