内容説明
ケアマネ業務に役立つ情報をコンパクトにまとめたシリーズ。本書のテーマは面接援助技術。面接における基本姿勢や心がまえをはじめ、ケアマネジメントプロセスの各場面で効果的な18の技法を丁寧に解説する。利用者、家族の本当の思いを引き出すための面接援助技術が満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
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このシリーズの既刊本4冊を職場で回覧していて、初めて私のところにも回ってきた。対人援助職として真摯な実践を積み重ねてきたであろう著者だからこそ書き得た使える1冊。他の本も期待が持てる。2018/05/21
渡辺 にゃん太郎
0
面接援助技術の習得は相談者を理解するためにとても重要なことなのに実際はほとんど教わることはなく、会議に参加して慣れることで独自に習得する必要があった。結果、ケアマネによって面接技術に差が出てしまい、目的の分からない会議が生まれ、相談者がケアマネを変更できることを知らない場合、質の低い援助を受けなければならない。仮に質の低いケアマネが相談者の立場になった時、自分が援助する面接を受けて満足するのだろうか。年齢だけ重ねて大した援助をせず厚顔無恥を晒すケアマネに是非とも読んでほしい。2023/06/25