内容説明
美少年に「木偶の坊」と罵られ落ち込む警察官・徹平。新しい下宿先を訪れると、出てきた管理人は先程の少年・穂高。元漫画家だという彼と一緒に過ごすうちに、何故か奇妙な事件に巻き込まれることになり……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
43
題名から期待されるようなミステリ要素がほとんどないのが残念だった。2018/12/24
coco夏ko10角
29
タイトルで言うほどの謎解き要素は無し。それより下宿の人たちとのやり取りが楽しいわけだし、『燕館の〇〇な日々』みたいなのでよかったんじゃないかな(それはそれでなんだか既視感も)。あと女性作家(特にBL作家さん)が男の友情を書くとやっぱりBLっぽくなっちゃうなぁ…、とも。いいコンビになりそうだし、シリーズ化するなら今回は導入って感じで次巻以降の方が面白くなりそう。2019/06/25
なな
19
日常の謎解きものというイメージでテンポよくサクサク読めました。冷静沈着な穂高と熱血漢溢れる徹平の凸凹コンビ、掛け合いが微笑ましかったです。燕館のような洋館に下宿してみたいです。庭にソメイヨシノがありお花見ができるなんて最高です。穂高はまた漫画を書くのかなども気になりますし、また二人の活躍を読んでみたいです。2020/05/26
伶夜
11
だけど、親だって一人の人間で、価値観が違えば理解し合えない場合だってある。(本文より)2020/09/26
にゃうぴょん
10
さらっと読みやすく面白かったです。思ったよりミステリー色が薄かったけど、警察官徹平と元漫画家の穂高くんの掛け合いが楽しめました。2019/02/28