新潮文庫<br> 七夕の雨闇―毒草師―(新潮文庫)

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七夕の雨闇―毒草師―(新潮文庫)

  • 著者名:高田崇史【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新潮社(2018/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101200729

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内容説明

「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。親戚にあたる星祭家では独特な七夕祭を執り行っており、異様な事件が連続する。《毒草師》御名形史紋らは、京都に乗り込んだ。和歌に織り込まれた言霊を手掛かりに、笹・砂々・金・星の言葉を読み換え見えてくる禍々しい真相、日本人を縛る千三百年の呪。「七夕」に隠された歴史を明察する傑作民俗学ミステリー。(解説・中野信子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

34
★★★☆七夕が、なぜ「たなばた」と読むのか。牽牛と織姫の正体は。ミステリーとしては面白いものの、歴史解明的には、まぁ広がりがなく少々物足りない。2019/08/13

るぴん

32
毒草師第4弾。今回は密室殺人ということで、今までよりは事件部分も気になったかな。七夕の風習に込められていた裏歴史が悲しい。天照大神と素盞嗚尊、秦氏と蘇我氏。古代史に絡んだ民俗学は、知れば知るほど深くて面白い。星祭家の秘密には、若干引いてしまった…(-。-;2019/04/24

hnzwd

28
QEDスピンオフの毒草師シリーズ。七夕に隠された騙りと、真実に迫るという、、やってる事はいつもと変わらない。毒が絡むとこっちが主役になるのかな??2020/07/12

瀧ながれ

22
タイトルの通り、七夕の夜は雨が降らなくてはならない(と権力者たちは考えていた)という話。伝承のなかに隠された歴史とかはこの著者の作品に期待するテーマなので、なるほどそう読みますか、とふむふむ楽しんでいたのですが、終盤に朝顔市とほおずき市が出てきたところで、ぶわっとトリハダがたちました。え?季節柄、朝顔とほおずきがきれいだからじゃないの?え?(ドキドキ) 御名方さんが、タタルさんを思い出したり似てるといわれたりするたび不機嫌になるのが、楽しかったです。ぜひまた共演してください。2018/07/13

ちょん

20
しまったー!またシリーズものを2巻目から… でもQEDシリーズ好きな私には面白かった、途中からでも楽しめました(*^^*)こじつけかもしれないけど、こういう歴史や民俗学の解釈って大好きだ✨ 本編とは関係ないですが、無意味な相づちって気にし始めるとイライラしてくるかも(笑)2018/10/08

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