社会不適合僧侶の究極ミニマル生活 くるま暮らし。

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社会不適合僧侶の究極ミニマル生活 くるま暮らし。

  • 著者名:静慈彰【著者】
  • 価格 ¥1,324(本体¥1,204)
  • 飛鳥新社(2018/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864106580

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内容説明

ぜんぶ、捨てました。
住居、妻、家族、組織、モノ、人間関係を捨て、
残ったのは、この身1つと車1台。
そこには、究極の自由があった。

…いま、「くるま暮らし」をする人が急増中! ?
「ミニマリズム」「断捨離」の最終形、ついに書籍化!



社会不適合者でも、車中泊なら生きていける。
イタくてもいい。己を肯定し生きよ!

こんな生活しています
・商用ワゴン車を自分で改造し超快適な住環境を実現
(ベッド、永久電源機関、キッチン、簡易シャワーを搭載! )
・日本各地を旅しつつ、週2で派遣僧侶の仕事
・夏はサーフィン、冬は温泉巡りを楽しむ

車中泊生活のメリット
1嫌なことゼロ。
2週休五日。
3雨音がきれい。
4優しくなれる。

どうして車中泊することになっちゃったのか
・お寺を3回クビになり、元妻から逃げ続けて離婚
・何もかも嫌になり車に乗って旅に出た
・そのまま、どこにも帰らなかった

デザインは『大人たばこ養成講座』『家でやろう(東京メトロ)』などの寄藤文平氏。


目次

はじめに
車中泊生活のメリット
気ままな1日
日本中を飛び回る1か月

第1章 自由
01 究極の自由
02 生きている実感
03 週休五日

第2章 愛車
01 中古車を30万円で購入
02 旅をしながらコツコツDIY
03 ベッド完成で快適さは最高潮へ
04 バックドアを上げれば、そこはキッチン&カフェ
05 永久電源機関を持つ車内オフィス
コラム 僕が住職を務める「南福寺」

第3章 生活
01 物にこだわるミニマルライフ
02 フロもトイレもなんとかなる
03 恐怖の職務質問
コラム 故障しても(なるべく)自分で直す

第4章 旅
01 キッチン&カフェがつなぐ旅の出会い
02 夏はサーフィンざんまい
03 アトピーの湯治で温泉めぐり

第5章 親の期待を捨て、わが道を行く
01 勉強を放棄した優等生
02 人生は苦であると知る
03 ドヤ街からロサンゼルスへ
コラム 瞑想センターに改修中「東福寺」

第6章 組織を捨て、独り立つ
01 女性の裸体に般若心経を書いてクビに
02 寺が人で賑わいすぎてクビに
03 アトピーで生死の境をさまよう
04 命を捨てに行ったインドで命拾い
05 養子に行った寺でクビに

第7章 妻を捨て、旅に出る
01 他人をあてにしてはいけない
02 結婚するもニュージーランドへ逃亡
03 離婚、そして旅立ち

終章 社会不適合者として生きる
01 シェルター
02 僕は“ゴミ箱”になりたい
03 「普通」「常識」を疑え
04 自分を肯定せよ
05 僕の中にある自由

おわりに

著者について

静慈彰(しずか・じしょう)
1978年生まれ。高野山真言宗僧侶として、2006年に世界宗教会議に登壇。2016年12月から車中泊生活を送っている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鷺@みんさー

57
「キャンピングカーで全国を行脚し面白おかしく暮らしてる旅エッセイ」みたいな本かと思ったら違った。いや、確かにバンの改造から「どんな風に車で暮らしてるか」の紹介もあったんだけど、いわゆる「敏感すぎる人」が生きづらさを経て、車の中にシェルターを見つけたという話だった。正直、元奥さんの側に同情しないでもないけど、とはいえこういう人っているよね。私もこの間までそんなだったから良くわかる。大事なのは自分が楽で居られる存在が、人でも、モノでも、空間でもいいってこと。「生きづらさ」って心に巣食う魔物だなーと思う。2019/07/27

スウィーニー校長

10
★★☆☆☆ 不器用で生き辛さを感じてきた著者が、車暮らしをしているのだが、著者の文章にはなんか共感できなかったなぁ。2019/07/24

スローリーダー

8
VAN LIFEからの興味で手に取った。前半は車中泊の手引きとして実用的な内容が書かれている。だけど著作の主体は後半にある。著者が車中泊生活をすることになった人生のあれこれが赤裸々に綴られていて痛々しい。面白半分の趣味の世界とは違う悲痛な駆け込み寺として車中泊を始めたのだ。著者に共感する人も多いと思う。人間関係がうまく築けなくても良いんだ、自分で自分を肯定しよう。「帰る場所がここ、この心の中にある。ここが、僕の『家』だ。(略)それはいつも僕とともに在る。」2019/03/06

あんこ

6
くるま暮らし、ちょっと憧れる。田舎暮らしやスローライフなんかより興味惹かれる。日本もいろんな暮らし方が選べるようになれば、生きやすい社会になるのかな。2024/01/23

Hirotaka Nishimiya

6
真言宗の僧侶である著者はバンに最低限の生活物資を詰め込み生活をしている。しかし読み進めていくと、心地の良いベッド、自炊設備など充実した暮らしぶり。現代はテクノロジーの進化を原動力としたライフスタイルの変化が進んでいるが、この暮らし方はそんな未来的な暮らしを実現しようとする試行錯誤のようだ。後半は著者の半生からなぜこの暮らしに至ったかのネタばらしを読んでいるかのよう。普通に縛られたくないならこんな生き方をしてみるのもいいかも知れない。しかしこれは一つのサンプルであり自分自身の生き方を自分で見つけるしかない。2018/12/07

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