内容説明
公立高校に通う深川志のもとに、かつて兄の親友だった葉山司が、ある日突然訪ねてくる。それは7年前に忽然と姿を消し、いまだ行方不明となっている志の兄・瑛の失踪の理由を探るため。志は司と一緒に、瑛の痕跡を辿っていくが、そんな中、ある事件との関わりに疑念が湧く。調べを進める二人の前に浮かび上がったのは、信じがたい事実だった――。すべてが明らかになる衝撃のラスト。タイトルの意味を知ったとき、その愛と絆に感動の涙が止まらない!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きくりん
20
7年前に失踪してしまった兄、アキラの足跡を再び追うために、幼なじみの司と動き出したユキ。その鍵を握るのは、とある誘拐未遂事件と、自分たちの町に古くから伝わるある噂だった。その2つが重なった時、驚愕の事実が明らかになる…ということで、ストーリーはすごく楽しめました。アキラの失踪の理由もさることながら、ここまでの行動力を持って困難を乗り越えられるのは、相手を思ってこそなんでしょう。主人公の名前が志と書いてユキなので、何度も「こころざし」と読んでしまい、何回もつまづいてしまったのが少し難点でした。2023/11/13
*ふうか*
9
瑛凄いな。私には絶対無理だ。2020/10/14
こじポン
8
真実を知ったとき、あー、そういうことか、なんともやりきれないし、切ないなあと思ったけど、最後の最後で救われる終わりかたになってて感動しました。果たして、自分は大切な人の為に自分の命を差し出せるのかと考えたけど、うーん、イマイチ答えがスパッと出ないので、心の汚い人間なのかもしれないです。ありきたりな最後だけど、それでもいいお話でした。2019/03/15
青雲空
5
ご都合主義が残念。 7年経って、突然、犯人の動機解明につながる犯人の独り言を思い出す被害者、同じく失踪した兄の日記の存在を思い出す妹。 そして極め付けは、突然物わかりがよくなる神様。 よくこれで編集者がGo出したなと思ったけど、子供向けだから、いいのかしらね。2019/03/08
バラードきりん
4
志と瑛の兄妹愛、司と瑛の友情、ふたつの絆が強くて美しい。自分のことを顧みず、大切な人を思う気持ちがとても切ない。結末には胸が熱くなりました。 それにしても小3の志がかわいい。2018/12/07
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