出版社内容情報
日本人の愛国心のあり方について説く。
国際情勢が不穏な中、日本人として国を語るとはどういうことかを、わかりやすく説き明かす。
戦後日本という言語空間は、新聞・テレビなど、さまざまな報道メディアによって、「嘘」で満たされてきた。自虐史観も、日本悪玉論も、日本国憲法絶対論も、国連正議論も、すべてはその産物である。これらすべてに、騙されるのはもうやめよう! 日本にとって正当とみなされる視点から国を語る姿勢こそが、今、最も必要である。国は不況では滅びない。国民精神の衰退が真に国を滅ぼして行くのである。日本人にとって誇りに満ちた国家観・愛国心を健全な形で育成することこそが、世界情勢不穏な現代にとって急務であろう。欺瞞に満ちた現代日本を憂うる著者が、久々に放つ、激辛最新評論。
[序]正直と嘘
[1]「植民地支配」という嘘
[2]「強制連行」という嘘
[3]八百万の神と日本のナショナリズム
[4]ナショナリズムの系譜
[5]日本を襲った二つの黒い雲
[6]愛国心を抑えつける嘘
[7]子供たちに虹を見せる歴史教育を
内容説明
戦後日本を支配して来た数々の“神話”にだまされるのは、もうやめよう!「植民地支配」という嘘、「強制連行」という嘘、愛国心を抑えつける嘘、事実と理性の光りの下に置いてみれば、本当のことが見えてくる。
目次
序 正直と嘘
1 「植民地支配」という嘘
2 「強制連行」という嘘
3 八百万の神と日本のナショナリズム
4 ナショナリズムの系譜
5 日本を襲った二つの黒い雲
6 愛国心を抑えつける嘘
7 子供たちに虹を見せる歴史教育を
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年、山形県生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとる。そのかたわらアメリカ各地でも講義。上智大学教授を経て、現在、上智大学名誉教授。Dr.Pihl.(1958)、Dr.Phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など執筆ジャンルは幅広い
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