内容説明
女性の死体について著者は語る。
女の生き様同様、女の死に様も多種多様である。
怨念を感じさせるような死体もあれば、哀れを誘う死体もある。
東京都の監察医だった著者は、亡くなった方が存命だった頃の、喜びや辛さ、せつなさにまで想いをはせる。
女の死体は、男の死体と明らかに違うことが見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさっち
23
平成になって、女性の凶悪犯罪も増えてきているらしい。出産直前でお腹を蹴られ死産してしまった女性の話、犯人は殺人罪か傷害罪か…女性が被害者の哀しい話もあり読み応えがありました。2016/12/18
sosking
11
上野さんの本、久し振りに読みました。死体を解剖してみて分かる事や、往年の解剖歴から再鑑定してみて、見落としといる事などが書かれていて流石と思いました。今回は、特に女性が関わっている事件が殆どでしたが、時代と共に変わってきている価値観なども垣間見れて面白かったです。2025/07/06
G-dark
10
中でも、P164〜P169のケースにぞーっとしました。准看護師として働く女性が娘に多額の生命保険をかけ、大量の喘息の薬をお茶に混ぜ、娘を肺水腫にして殺そうとした。幸いこの娘さんは一命を取り留めたらしいですが…なんとこの女性の実母も変死していたことがその後分かったそうです。…自分のお腹を痛めて産んだ我が子だけでなく、逆に自分を産んでくれた母親まで手にかけたのでしょうか。殺されかけた娘さんはその後どうなさっているのでしょうか? どうか、娘さんが少しでも穏やかに生き、そして出来れば幸せに暮らしていて欲しいです。2016/05/26
ちょん
8
前の本とかぶってる内容が多かった! でも女と母親は違うなーと思いました( ˘•ω•˘ )2016/03/24
よしりん
8
‘あっ、あの事件か’とわかったものがちらほら。1つ1つのエピソードが短かったのでサクサク読めた。2014/06/08
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