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内容説明
佐藤優氏推薦!なぜ日本の組織は息苦しいのか?忖度、パワハラ、同調圧力、無責任主義……あらゆる集団に巣食う「日本病」の正体を暴いた名著をダイジェストで読む。会社、学校、家族、ネット、地域コミュニティ――今も昔も変わらず、日本人を縛る「何かの力」とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
50
山本七平の「空気の研究」を7つの視点で読み解いた本。将来2020年を回顧したときに「新型コロナの空気」に支配されていた人が出そうなので、読んでみた。空気」に支配された原因はワクチンも治療薬もない新型コロナに恐怖を感じたからなのだが、インフルエンザと比較してみれば、恐怖心が思考停止を引き起こしていることがわかる。インフルエンザがだ流行しても自粛や営業時間短縮はしなかったし、「3密」で大騒ぎすることも夏にマスクをすることもなかったのだ。せめて子供たちだけでも夏のマスクから解放してほしい。2020/09/04
hk
21
いわずもがな「意識卓越系」のオイラだ。山本七平不朽の名作「空気の研究」も中2の夏に「完全読破」したこととなっている。因みに百人斬りを完遂したのも同じ夏という設定を今しがた付け加えた。これぞ知性合一。そんなオイラにとって本書は福音書である。これを一読すれば、空気の研究の「空気」部分をなぞることが可能だからだ。「さすがに意識卓越系にはかなわないっす」と尻込みしている意識高い系諸氏もいるだろう。しかし本書は意識高い系でも理解可能なように、図解を多用し解った気にさせる趣向が盛り沢山だ。意識系全般にお勧めしたい。2019/05/05
カマボコ
20
鈴木博毅さん超入門「失敗の本質」に続き2冊目。こちらも別著者の「空気の研究」を現代版に解説したもの。空気とは前提。いわゆる場の空気(前提)がどのように構成されて、いかに逆らえなくなるか。戦艦ヤマトの例や、忖度、パワハラ、いじめ、同調圧力、無責任主義など日本によくある逆らえない空気に隠された真実。解説は少々難しいが、最終章の空気を破壊する4つのアクションプランが嬉しい。1.空気の相対化、2.閉鎖された劇場の破壊、3.空気を断ち切る思考の自由、4.流れに対抗する根本主義。「失敗の本質」と併せて再読したい本。2021/05/01
カマボコ
14
新年度で上司が変わった。うーん、わからないけど、古い考え方を空気によって押し付けられそう。ちょっとやばいかも、丸腰ではやられるっ!そう思って再読。2023/04/26
まゆまゆ
14
組織や共同体を支配する「空気」とは、ある種の前提とも言える。前提こそが結論を支配する。議論においては論理的判断と空気的判断という2つの基準が絡み合う。そこには因果関係への推論に感情が結び付く臨在感と勝手に現実に置き換えてしまう感情移入が発生する。空気の暴走を止めるのは、目の前の障害である水と雨。雨は水の連続性で日本社会の文化や常識とも言い換えられる。まずは前提を疑え、ということに通じるのかな。2019/04/23
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