組織の壁を越える――「バウンダリー・スパニング」6つの実践

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組織の壁を越える――「バウンダリー・スパニング」6つの実践

  • ISBN:9784862762610

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内容説明

今、求められているのは「越境人材」だ。
しかし、組織の壁を越えるには大きな困難が伴う。
ではどうすればよいのだろうか?

社員数1万を超えるPCメーカー、数百人規模の非営利組織など、
多種多様な世界中の事例を包括的に分析し、導き出した方法論。
この6つの実践が組織を変える。

『組織は変われるか』の著者、加藤雅則氏が解説。

目次
序文
はじめに
序章
パート1 人を引き裂く力、束ねる力
第1章 リーダーシップをめぐる状況の変化
第2章 「私たち」と「彼ら」:なぜアイデンティティが重要か
第3章 集団間の境界:グレート・ディバイド
パート2 境界のマネジメント
第4章 バッファリング:安全・安心を確保する
第5章 リフレクティング:敬意を育む
パート3 共通の土台づくり
第6章 コネクティング:信頼を築く
第7章 モビライジング:コミュニティをつくる
パート4 新たなフロンティアの発見
第8章 ウィービング:相互依存を高める
第9章 トランスフォーミング:改革を可能にする
パート5 ネクサス効果
第10章 ネクサス効果とあなた
エピローグ 持ちつ持たれつの未来へ
付録A 研究について
付録B バウンダリー・スパニング・リーダーシップ一覧表
付録C 次なる課題
著者について
謝辞
解説
原注

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Teppei Nakano

2
企画なら避けては通れない部門横断の壁。新しく入った組織の中で、人間関係もできていない中どのように組織の壁を超えて仕事をするか?アイデンティティの境界線を壊すのではなく「守る」「管理する」ことが最初は大事。自分が受けて効果的だったリフレクティング(時間をとって自分以外の集団の経験やニーズを知ろうとすること、誰かに理解させること)は何か?「相互依存」の状態を作らないと織ることはできない。対立や衝突を歓迎できるようになるには?2019/02/12

takesonic6

1
★★★☆☆。越境人材、バウンダリスパナーに関する本。去年から耳にし始めた言葉、マジックワードで流されないよう読んで腑に落とす。理路整然とした構成は読みやすいし、世界各地の経験談による具体的事象は丁寧だ、しかしデータが少ないのが惜しい。バウンダリ(境界)を5種類に分類し、6つの実践を説き、ネクサス効果に繋げる。実践の中で、いきなり越境するのでなく、先に境界を確認していくのが目から鱗だった。アイデンティティを保ちつつ繋がっていく組織に足し算を超える成果があるのだろう、人間は社会的動物でそれをフル活用したい。2024/01/25

あすか

0
組織間の壁を越えて協業効果を生み出すには、それぞれの組織を役割づけて区別することと、それぞれに共通するより大きな役割を与えること。人間の差別化と帰属化の欲求に基づいている。その前には組織内の個人個人の付き合いを育み、共通点を見つけてもらうことで協業のハードルを下げる。2020/12/03

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