財務省からアベノミクスを救う

個数:1
紙書籍版価格
¥1,430
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

財務省からアベノミクスを救う

  • 著者名:西田昌司【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 産経新聞出版(2018/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784819113489

ファイル: /

内容説明

「バカか! 」
国会で怒鳴った気骨の政治家が、
財務省の罪と嘘を指摘。
アベノミクス進化論を総理に進言する

安倍晋三 内閣総理大臣
――西田さんの指摘は傾聴に値する


【目次】
まえがき
第1章 財務省の罪
第2章 アベノミクス進化論
第3章 財務省のプロパガンダ手法
第4章 デフレの始まり
第5章 日本再生の鍵
第6章 日本を蝕む強欲資本主義
第7章 利己主義と省益から日本を救う
第8章 総理への進言
終 章 森友騒動と年金騒動から見えるもの
付論・ヘイトスピーチ対策法について
終わりに

財務省のでたらめを一刀両断

財務省は財政再建しか頭にありませんから、財政出動など言語道断です。「これ以上国債の発行残高が増えれば、いずれは返済不能になり財政破綻する」と20年間も同じことを言い続けています。また、日銀がこれ以上国債を買い支えたら日銀が破綻するという謬論もマスコミでは頻繁に報じられています。そのおかげで、いまだに国民や識者の中にもこうしたことを信じている人が多数見受けられます。
これは全くのでたらめです。破綻するのは国家でも日銀でもなく民間銀行なのです。そして、銀行が倒れれば企業も連鎖倒産してしまいます。これこそ本当の危機なのです。こうした隠れた金融危機が、足音静かに忍び寄っているのです。
事態を引き起こした原因は、財務省の財政再建中心主義にあります。国民経済を守るための財政であるにもかかわらず、財政を守るため国民経済を無視するという本末転倒の過ちを犯しているのです。
本書は、財務省の根本的な過ちを指摘し、なぜ彼らがそうした過ちを犯したのか、その原因を明らかにし、財務省に正気を取り戻させるために書き下ろしたものです。それができて初めて、アベノミクスの金融、財政、民間投資という「3本の矢」が機能することができ、デフレの危機から脱出することができるのです。(「まえがき」より抜粋)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しょう

3
MMTにも理解のある貴重な議員。信用貨幣論について中野剛志先生の本から学んだというエピソードは驚き。アベノミクスからスガノミクスへと移行しておりますが内容はより新自由主義的な路線へ。本書の中で言う強欲資本主義。インフラの整っている東京の容積率を緩和しタワーマンションを乱立させ東京に人を集めて効率化。地方分権といって国から見捨てられ地方からは人がいなくなる。森友学園の問題はほとんど知らないことが多かったので勉強になりました。国民が政府の行っていることはどうやら我々を幸せにしないようだと気づくのがいつになるか2020/09/24

3
アベノミクスの残り2本の矢を妨げているのは財務省であることはまさにその通り。財政出動なくしてデフレからの景気回復はありえない。2018/11/27

belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

1
著書の魅力は第2章です。信用創造、MMT、現代貨幣論。「アベノミクスの金融緩和は合格点だが、財政出動はまだまだ足りない」と耳にするが、これは誤りである。財政出動しないと金融緩和は効果に限界があるのである。アベノミクスは失敗である。政治家の著書にみられるのが前言では敵対勢力を罵るために「財源の当てもないのに」と責めるが他では「財源の目処は必要ない」矛盾が生じる。付録ではヘイトスピーチを非難しているが、持論ではあるが、殆どの社会問題は経済政策で解決できる。不況は人災、政治家や官僚、学者の緊縮政策のせいである。2019/06/15

たっちゃん

0
国家財政と家計の違い 通貨発行権について 目から鱗のように 日銀の現在の政策が理解できる エコノミストや 学者よりも分かりやすい 財政のテキストである 2023/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13296997
  • ご注意事項

最近チェックした商品