内容説明
異世界に召喚された18歳の少年がクズスキルにガッカリ。それが実はチートスキルと分かったのも束の間、王族に暗殺される!?
高校三年生の無堂信人はある日突然、クラスメイトと共に異世界へ召喚される。
信人たちを召喚したのは、異世界でも戦争好きで有名な国の王だった。
ゲームのような『ステータス』や『スキル』が存在する世界に、
勇者として招かれた信人達は、召喚の際に誰もが強力なスキルをいくつも付与されていた。
だが、信人に与えられた力は『ペナルティ0』というクズスキルのみ。
そのあまりの使えなさに、クラスメイトはおろか王族にまでバカにされてしまう。
だが、与えられた力を信じて信人は努力し続ける。
その結果、実は『ペナルティ0』は有用なものだと判明する。
それは、最強の『隠しスキル』を習得するために必要な唯一無二のスキルだった―――。
瀬戸 メグル(セトメグル):東北地方在住。著書に『邪竜転生――異世界行っても俺は俺』。
KeG(ケージ):愛媛県在住のイラストレーター。ゲームイラスト、書籍の挿絵などで活躍中。
主なラノベ作品に『治癒魔法の間違った使い方』『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』『魔女犬ボンボン』など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
10
クラスメイト達と異世界に召喚され、自分に宿る屑のようなスキルの本質に目覚めた少年が、王族からの暗殺者を切り抜け歩き出す物語。―――この力で歩き出す、本当に信頼できる仲間達と共に。悪人は悪人らしく、ヒロインはヒロインらしく。そんな部分が丁寧に描かれているこの物語は、ある意味最強の能力に目覚めた少年が、本当に信用できる仲間達と共に歩き出していく物語である。今はまだ、悪である級友達との差は大きいけれどいつか逆転出来た時、そこにはどんな展開が待っているのだろうか。旅路の先の物語とは。 次巻も楽しみである。2017/03/30
niz001
3
表紙のユミルに釣られてつい購入。まだ(?)そんなに無双していない。ゲスと騙されやすい人間ばっかりのクラスやなぁ。取り寄せたもんは全部放置していってるんか。2017/03/31
コウ
3
クラスメイトみんなが異世界に転移させられ、主人公だけ本当は規格外だけど一見使えないスキルを持たされるというよくある設定。そして、自分はこういう設定が大好き。裏でコソコソやってる奴らはさっさと痛い目にあってもらいたいですね。2017/03/27
速水 僚
2
読み放題、クラスで転移もの。主人公は外れスキルらしき、ユニークスキル所持。実はチートになるであろうスキルだった。外れスキル故に暗殺計画まで出てきたため、逃走する。逆ハーレムもの、読みやすいがどうやら続刊なし。惜しい。2022/01/09
ユウ
2
面白かったです。2019/12/31