出版社内容情報
虚構と沈滞の1980年代というイメージは本当か。1968年を頂点とする政治の季節と対比される時代論や運動論の俗見を排し、反天皇制、指紋押捺拒否、レズビアン解放、コミュニティユニオン、消費者運動など現場で活発に展開された運動史を示す。
・書下し論考(和田悠、兵頭淳史、原山浩介)とインタビュー(天野恵一、朴容福・金由地、新倉裕史、中島雅一)を収録。
・新たに「シリーズ方法の探求」インタビューを開始(ハンセン病当事者聞き取り・黒坂愛衣)。編者の巻頭文と編集後記もリニューアル。
【目次】