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内容説明
「もっと人間のこと、知りたい!」クロネは死神見習い生。病弱で学校に通えないお嬢様になりすまし、天空町にやってきました。りっぱな死神になるには、人間のことをよく知らなくては! はりきったクロネの観察対象に選ばれてしまったのは、坂本荒野。いろいろな顔を見せる荒野をおもしろがり、次第にひかれていくクロネ。そして、クロネの涙の秘密は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
10
《私‐図書館》『超絶不運少女』はまだ、読んでない。(笑)クロネが、一日も早く死神になれるといいですね。2012/06/09
ダージリン
10
「超絶不運少女」のスピンオフな作品。死神見習い生クロネと荒野くんの交流の物語・・・クロネは一見不気味ともいえる言動の女の子だけど、細やかな心の動きが「優しい女の子」してて、読むと心が温まります。荒野くんは、違う面も見れたり、変わらないなあと思ったり・・・(笑)。お付きのメロスさんも素敵!2012/03/17
木佐
4
「超絶不運少女」のスピンオフ。花ちゃん視点ではちょっと残念な子になってしまう荒野くんの良さを描いたお話…らしいのですが、クロネちゃんの怪しい笑い声が記憶に残って……。荒野くん気の毒です。お話としては、これだけでも読めるように仕立ててありました。話の流れやポイントは「超絶…」の流れを汲んでいました。2012/04/15
2
★☆☆☆☆ この作品を超絶不運少女のスピンオフとして出してほしくなかった。上から目線で人の性質を決め付けて善悪ハッキリさせるダメな方の児童書。読み進めるのが苦痛。天文部の男の子と料理教室の女の人のくだりは凄いイラッとした。正直荒野を持ち上げすぎて気持ち悪い。綺麗な人は綺麗に、ダメな人間はダメにしか描かないのどうにかならないのかな。クロネが荒野に恋心を抱くのもテンプレなぞってるだけで入り込めなかった。過程はあるんだけど中身が感じられない。作者の作品当たり外れ激しすぎる。2012/09/03
史
1
石川宏千花先生の作品はこれで全部読んだかな。考えによってはホラーなんだけれども、でも楽しい話で、ちょっと悲しい物語。誰かにとっての腐れ縁は、他の誰かから見たら何よりも深い関係性で。しかし荒野くん、かっこよくてええ子や。2021/01/20