講談社現代新書 思いやりの日本人

著者名：佐藤綾子【著】

講談社（2018/11発売）

• ISBN：9784061498860

内容説明

あなたの心の軸はなんですか？パフォーマンス学の第一人者による、日本を明るくする「思いやり」再生論。仕事でもプライベートでも私たちが幸せに生きるための鍵、それは忘れていた日本流の思いやり復活にある！思いやりの本質を明らかにし、身につけるべき個人スキルまで丁寧に示す。

目次

第1章　「思いやり」を忘れた現代人
第2章　「思いやり」の日本人
第3章　「思いやり」とは何か
第4章　日本人の思いやりスキル
第5章　日本人の宗教的倫理観
第6章　「思いやり力」を育てる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[の]

仕事で使うことになったので読みました。筆者はちょっと感情に走るきらいはありますが、おおむね面白く読みました。やはり今の日本人は思いやりのないひとが多いですね。例えば今日たまたま中川昭一氏が亡くなりました。私は中川氏は好きではありませんし、たしかに酩酊会見は最悪でしたが、死んだニュースの時にも酩酊会見を流すのはなあ、と。一方ある局では彼の実績には触れませんでした。配慮のない偏向報道かと思いました。マスコミ報道等は配慮のかけらもないですよね。マスコミ同様に日本社会も言ったもん勝ちになりつつあります。思いやりと

2009/10/05

[うさぎ]

読んでいてもあまりピンと来なかったです。

2014/11/04

[iueno]

修論の研究参考図書として。パフォーマンス学の創始者である佐藤綾子氏による「思いやり」論。俗にいう「行間を読む力」は、感性が鋭い人で、人のことを考えることができ、相手の状況に注目することができる人ができる能力で、「簡単ではない」という文章が印象的。皆ができるようになれば、争いは減りそう。人間関係をはかる指標が出てきたので、研究の参考になるかも。

2014/07/15