内容説明
「三人で家族になろう」 一族経営の大企業、マサキ・コーポレーションの若き代表取締役社長・真崎史彦。その専属秘書兼恋人の水澤倫章は、過去最大の危機に遭遇していた――。ある晩、真崎が何故か赤ちゃんを抱っこして家に帰ってきた！ しかも「正真正銘、俺たちの息子だ」と真崎は言い放つ。当惑した倫章は「この浮気者――っ！」と真崎の頬を叩き、家を出ていくが――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そらねこ
21
やっぱり面白かった…(;^_^A 前回何故に子供！！？？？という疑問に真っ向から答えた本作。ただ、やっぱり意見は真っ二つ…ですよね(笑)ただ、私は納得はさせられちゃったんだよなぁ。真面目に考えると道具みたいに子供を使うな！とか色々ご意見はあると思いますが、真崎と倫章のCPの物語としてはなるほどな…と思えました。いわゆるファンタジーだけのBLにはならなかったところが私は好きです。親の立場としてもしうちの子がゲイで子供作ってきたら嬉しいし、倫章の子供を産めない後ろめたさも分かる。子供を愛せるならいいのかも…2019/02/27
nono
20
BL。シリーズ第六弾。前作で現れたベビーの顛末談。子供を道具にしようとする呆れた人達に何とも言えない。途中放棄しそうになりましたが、結末迄きっちり納得しようと読了。やっぱり後継ぎという道具を作ったお話にしか思えない。仕事は出来ても人間としてどうかと思いつつ、やっぱりこの話は駄目でした。2017/10/12
烏
7
面白かった。いつも隣に…でサラ～っと出てきた真崎の子供についてのお話。真崎と頼子の宇宙人的思考についていけない。倫章のため、マサキ・コーポレーションの後継ぎ問題のためと言えども命を軽視してないかい？結果、倫章が受け入れたから収まったものの、拒絶して離別したら章彦はどうなったのかと考えると恐ろしい。読んだ人がその後を想像して楽しんでってスタンスなのかもしれないけど、もっと章彦の成長を読みたかった。真崎と倫章を奪い合うのは必至だろうけど。これまた不完全燃焼。2019/08/04
うろん
6
これは読みやすかったです。2017/03/24
みもざ
6
海外のセレブゲイカップルが精子提供して代理母出産で片親実子を儲けているのを以前から不思議な感覚でみていた。もう片方の男の気持ちや子供の気持ちはどうなるんだろうって。どのカップルにも遺伝子の継承は明るい話題なんだろうなぁ。周りのひとたちにとっても。所詮生き物なんだから そこは 単純に。 「いつも腑に落ちないことだらけ」 2016/11/26
