「浮気」を「不倫」と呼ぶな――動物行動学で見る「日本型リベラル」考

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「浮気」を「不倫」と呼ぶな――動物行動学で見る「日本型リベラル」考

  • 著者名:川村二郎/竹内久美子
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • ワック(2018/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784898317860

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内容説明

川村二郎
日本型リベラルの正体とは……良く言えば現実離れをした空理空論を弄ぶ子供、悪く言えば無責任でいざとなると逃げ隠れする卑怯者。
タテマエは子供のもの、ホンネは大人の世界:何でもかんでも平等を求めるのが子供なら、文化遺産が権力者の遺物で、人間が平等なのは、法の前だけであることを知っているのが大人である。

竹内久美子
平等とは……モテない自分にも女を平等に分け与えよという意味、貧富の差がないとは、稼ぎのいい男が妬ましいから格差をなくせという意味。
長年にわたり学界に巣くい、腹立ち、呆れ、うんざりし続けている連中の正体:科学的事実の前に思想があり、思想のためなら捏造、改竄、隠蔽もいとわない、時には研究妨害をもする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりん

20
朝日の好きな「リベラル」の正体見たり“枯れ尾花”朝日新聞と週刊朝日の違いはどこにある?動物行動学からの観点は一理あるが乱暴な物言いになっている感じがした。チャラい男の精子は質が良く精子競争で勝つ。睾丸が大きい男性は浮気型。オシドリは浮気鳥。女性は巧妙に浮気をする。同性愛、トランプ氏の赤ネクタイ、タバコは脳に働いて人を幸せにする、無知でリベラルな団塊世代世目覚めなさい等々。何が言いたいんだろうと思ったところも多々…2019/10/05

Satoshi

5
箱根駅伝中継のお供として読んだ。何が言いたいのか全くわからない。平等を叫ぶリベラルは睾丸の小さい情けない男たちらしいが、それを声高に描くことの意味はあるのか?朝日新聞の元記者と生物学者の対談で、元記者は朝日新聞を批判しているが、このような記者が跋扈してたから、朝日新聞はおかしくなったのでは?2019/01/03

Junichi Watanabe

3
#読了 。タイトル買い。だが、内容とタイトルが合っていない。内容としてはまあまあ。平等のくだりは頷けた。2023/09/09

古本虫がさまよう

2
読みかけ中のリチャード・ブリビエスカスの『男たちよ、ウエストが気になり始めたら、進化論に訊け! 男の健康と老化は、女とどう違うのか』に「テストステロン」という言葉がよく出てくる。これが「男の性欲」を始め、いろいろな行動を左右するものらしい。そのあたりを竹内久美子さんも論じている。 「男性ホルモンの代表格であるテストステロンのレベルが低い」と「睾丸が小さい」とのこと。そういう「睾丸が小さい男が平等と貧富の差がないことをうたう、共産主義思想に惹かれ、日本型リベラルという特殊な存在となっているのではないか」と。2018/11/17

ひょん吉

1
対談本で読みやすいです。人間も動物なんだ、と考えると、理解しやすくなる。でも、動物的な、生物学的な行動をすることに制限をかけるのも、人間だからなのか?稼げない男、モテない女が平等を訴えるのも、遺伝子を残すために必要な行動なのか。血液型占いが、実は信憑性がある話は驚きでした。2019/02/06

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