平凡社ライブラリー<br> 増補 日本語の語源

個数:1
紙書籍版価格
¥1,430
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

平凡社ライブラリー
増補 日本語の語源

  • 著者名:阪倉篤義【著】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 平凡社(2018/11発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582767292

ファイル: /

内容説明

「やさしい」は身の痩せる思いをする心の形……珍説奇説を排しながら、言葉の意外な変転を説得的にたどり、語源研究の王道を解説する。名著の待望の再刊に関連論文を増補。解説=内田賢徳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリータ

8
◆第一部はわりとゆっくり読み、第二部と増補部分は乗らなかったのでざっと読み。どちらにしても仕事に近いと内容の如何に関わらず好奇心が鈍るような気がして辛い。◆阪倉篤義は1917年生、京都市出身で三高から京大文で出征、ということで村上春樹の父と同級生のはず。中国大陸でしごかれたようだが、どこの部隊だったのだろう。2019/07/31

Kumo

1
西洋の伝統に比べると、日本の語源学は何とも心許ない。資料が限られるのは已むを得ないが、牽強付会式の拙い議論をそこここで見かける。本書は論理的に飛躍の少ない、実証的な解釈の方法を求めたという点で、非常に有用な語源論となっている。特に語源と語義の関係、その時代を追った変遷に多くの紙面を割き、語の性質や歴史を立体的に俯瞰する様が痛快だった。また、日常的な語彙の系譜が明らかになるという点でも単純に面白い。疑問だったのは、極限を意味する「いた」が数の最小「いち」と通じるとの言説(p117)。和語と漢語ではないのか。2015/05/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2952706
  • ご注意事項