廃墟戦隊ラフレンジャー

著者名：竹内真【著】

双葉社（2018/11発売）

• ISBN：9784575241181

内容説明

10年ぶりに集まった大学の演劇サークルの仲間達5人。廃墟のショッピングモールでムービーを撮ろうというのだ。だが、撮影中に突然爆発が発生。どうやら世間を騒がせているテログループが次のテナントに決まっているブラック企業を狙って仕掛けたものらしい。こっそり忍びこんで撮影していたので警察に届けることもできない５人。だが、かつてヒーローものを演じ正義を名乗って活動していただけに見過ごすこともできない。かくして、5人は立ち上がり、敢然と戦いを挑むのであった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[takaC]

文字がギッシリなのと、現在と10年前を行ったり来たりであまり快調に読み進められなかったけど、うまくできた話でした。ブルーとピンクはこの後くっつくんだろうか。

2018/12/15

[信兵衛]

子供の頃の心情を今も忘れないでいる大人たちにとっての、青春＆再青春ストーリィ。

2018/10/14

[そうたそ]

★★★☆☆　新年一冊目。かつて演劇サークルにて「寸劇戦隊ラフレンジャー」という戦隊ヒーローものを演じて好評を博した五人組が10年の時を経て再会。久しぶりにラフレンジャーのムービーを撮ろうとする中、思いもよらぬ事件に巻き込まれる――。戦隊ものというどこか懐かしい感じもあり面白く読めた。メインは現代パートでのブラック企業を攻撃するテログループと対決するところであろうが、緊迫感というよりも全般的に賑やかさの感じられるユルい内容で読みやすかった。現代と過去を交互に描く構成がテンポを悪くしていたのは否めないかなあ。

2019/01/02

[kitten]

図書館本。タイトルだけみて借りたけど、意外に？まともな話だった。クライマックスのラフレンジャーアタックは見事だった。レッドの関西弁が妙にはまっていて読みやすい。本当に、こういう廃墟になったショッピングモールとかあるのかな？評価、星３

2018/11/23

[雅]

青春どまんなか‼️

2018/10/26