- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
第三次韓流ブームを牽引する、韓国時代劇。女性ファンが中心だったこれまでと異なり、多くの男性ファンを虜にしています。「ファクション」と呼ばれる、虚実を巧みに混ぜたドラマをより楽しむためには、朝鮮王朝の歴史を知っていたほうが絶対に楽しい。あのドラマで描かれたあの人は、このドラマではどう描かれるのか? そして、史実ではどういう人物だったのか? 魅力的な人物、総登場です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Micky
5
李氏朝鮮の500年は、只々王族や官僚達の権力争いばかり。陰謀、暗殺、賄賂に虐殺。そこに民も文化もない。王が亡くなるたびに血を血で洗う争いを繰り返している。今の韓国の大統領の末路が頭をよぎる。 イザベラバード「朝鮮紀行」においても朝鮮の民は貧しく、国土は荒れているとの記述があった。この国、争い以外の歴史は乏しいのだろうか。2019/01/19
ねこ
4
韓ドラ『雲が描いた月明り』について検索していたら筆者のコラムにヒット、更に深く知りたくて著作を手に取りました。高校時代の歴史の授業では概略しか習っていないためか韓国時代劇を観ていて不明点が沢山でてくるのですが、それが本書でほぼ解決しました。まず巻頭にある朝鮮王朝の歴代国王と歴代王妃の表が良いです。今後も韓国時代劇を観る時に重宝しそうです。女官や内官の立場や仕事、儒教による身分制度と男尊女卑など社会制度も良くわかりました。本書に取り上げられているドラマをまた観てみたいです。2023/12/28
平坂裕子
2
国王を頂点とすると中央集権国家でいいった、朝鮮王朝。そして王の正室、側室、生まれてきた子供たちの壮絶な争い・・・ それは、歴史ドラマを遥かに超えた史実の壮絶さであった。あのドラマのあの人が、実は恐ろしい人物であった!なかなか読み応えのある一冊であった。2024/08/23
paxomnibus
1
図書館で借りて読んだのをすっかり忘れて、自分で買って読んでしまった。前回読んだ時よりも観賞したドラマ数が増えたので内容がよりよく楽しめた。カバーの世子はパク・ボゴムの孝明(「雲が描いた月明かり」)で、王様は光海(「華政」)のチャ・スンウォンと見た。両作品とも本書の「推し」でしかも現在放送中♪本書を読むなら今しかないというタイミング♪面白いし分かりやすいので買っておいて損はないのだった♪2022/06/25
paxomnibus
0
タイトル通りの内容。各有名ドラマに即しているので見ているものならば分かりやすい。とはいっても2018年初版だし、全てのドラマを網羅しているわけでもないので、自分が見てたのは数本だけだった。「オクニョ」が最新で「六龍が飛ぶ」が入ってなかったのが残念だが、イ・バンウォンやチョン・ドジョンについていろいろ分かってよかった。巻末に「日本語の音読みで順に並べた重要人物辞典」があるのが素晴らしい。ドラマで見てるとカタカナでしか人名を覚えないので、日本語では読めない場合が多いのよね。これ見て勉強しよっと♪2021/03/05
-
- 電子書籍
- 億万長者の花嫁【分冊】 12巻 ハーレ…
-
- 電子書籍
- 拾い猫のモチャ 中経☆コミックス