内容説明
言葉もネットもできない、疲れやすい・・・高齢の親との旅は困難がいっぱい。でも娘にとって母親は、気心の知れた旅のベストパートナー。親も自分もストレスなく、コスパよく! 楽しく! そして安全に旅するにはどうすればいいのか、経験豊富な著者が提案します。親にとっては「元気に旅に行く」ことが人生のひとつのモチベーションになり、結果的にそれこそが親孝行なのかもしれません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
milk tea
32
優雅に見える旅には、スーツケースに詰めるものも知識と情報もたくさん。「地球の歩き方」を持って旅してた頃とは随分時代も変わってしまったんだなと懐かしさも合わせて読みました。2019/12/27
イエローバード
14
母娘で行く欧州旅行の極意集だが、個人的に大当たり。海外のホテルはいつもロケーションの便利さやお洒落なインテリアで決めていたが、著者の場合、湖や河のそばなど、窓からの景色で決めるそう。なるほど、せっかくの海外、やっぱり風景が大事。田舎町を地元の日本人に車で案内してもらったり、ウーバーを駆使したりというのもナイス。高齢の母親が満足できる工夫は、結局誰にでもフレンドリーなわけで、とても参考になった。写真も素敵で、眺めているだけで幸せ。買っちゃおうかな。2019/09/25
小紫
12
経済的に、そして多分ウチの母の体力的にはもう到底難しいことだろうとは思いますが、こんな風にヨーロッパとかに旅行できたら、と憧れてみるだけでも、ちょっとした夢の時間が過ごせそうな一冊でした。また実際、飛行機に乗る際の席の取り方の注意点とか、持っていると便利/安心なものとかも写真でのっていてわかりやすいです。それにしても、GoogleマップとかWi-Fiとか、現代文明を使いこなす筆者の熱意と情熱に脱帽です!《図書館》2019/04/03
ぽけっとももんが
6
わたしも高齢の両親と、ついでに伯母と義母まで引き連れて海外に行ったことがある。元気で気ままな高齢者を引率するのは大変だったけれども、些末なトラブルもありの旅行はとても楽しくて、未だにその話になると盛り上がる。父と伯母はさすがに長距離移動も難しくなったけれども、母にはヨーロッパを見せたいなぁ。さて、高齢の親に対する気遣いが満載でなるほどとうなづきつつ、潤沢な資金を羨ましがりつつ、この本の醍醐味は最後の「装いと持ち物」。マダム扱いされたいなら、それなりの装いが大切。そりゃそうだ。2020/01/19
ホキム
6
いいなあ~こんなヨーロッパ旅行したいですね。わが娘は子育て真っ最中!行けたとしてもこんなきずかいのある旅を計画してくれるだろうか。 ヨーロッパは「見た目が大事」は参考になりました。 2019/11/04