ハヤカワ・ミステリ<br> 刑事シーハン/紺青の傷痕

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ハヤカワ・ミステリ
刑事シーハン/紺青の傷痕

  • ISBN:9784150019372

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内容説明

復帰したばかりのシーハン刑事を待っていたのは首吊り死体。残されていた顔料の痕跡から殺人と見抜いた彼女は、被害者の夫の行方を追う。だが別件の死体からも同じ痕跡が発見された。連続殺人なのか? 狡猾きわまる姿なき連続殺人者との対決を描く警察小説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あさうみ

43
怪しい匂いをぷんぷんさせる重要人物たちに加え、空回りする捜査にやきもきさせられる。「この証言、最初に言っときなさいよ!」と何度思ったか(笑)犯人解らなかったな…いや、ずるい!(負け惜しみ)捜査は難航し、精神的に追い詰められる女性刑事シーハン。彼女に、あなたについていきます!という魅力が…でも次も出たら読みたい気がする。2018/11/08

ほちょこ

35
アイルランド版ツンデレ刑事。警視正という肩書きの人物は、十中八九、威張りんぼうのバカ(失礼!)なのに、シーハンは威張りんぼうだけど、自ら果敢に現場に出て、攻めていく。その姿が実直すぎて、やや痛い。そんな彼女をバックアップする部下たちの従順さと有能さが光る。カッコいいぞ、シーハン。でもやっぱりちょっとイタイぞ。続編、翻訳して欲しいなぁ。2020/07/19

アルラ

21
アイルランド首都ダブリンが舞台。女性でありながら重大犯罪捜査局の警視正として活躍するフランキー・シーハン。ある事件によって重傷を負い、しばらく治療の後復帰という最近よくあるパターンだ。事件はかなり複雑でなんとも理解しがたく読後感は重かった。シーハンは有能なはずなんだけど、見落としもあったり直感で動いたり、無防備だったり…第一作でこの調子だとあと何作続けられるかと心配。次作に期待する。2019/01/14

星落秋風五丈原

16
前の事件で心と体に疵を負った女性刑事の再生の物語&ミステリ。それにしても女性が強くなった。2020/02/07

tom

15
なかなか濃厚。犯罪捜査の真っただ中で、被害者を救おうとして大けがを負い休職。微妙な死体が見つかって、壊れて復職というところから物語が始まる。優秀な犯罪捜査官が主人公。大怪我のトラウマ、これと付き合いながら、一つ一つ疑問を解き明かして、たどり着いたところは・・・というミステリー。場所はアイルランド。6月というのに気温は2度、なにやらすごいところだけれど、登場する人たちは、私の周囲にも転がっていそう。なかなか楽しめたミステリーではあるものの、結末には、少々の違和感。2019/04/15

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