内容説明
局アナ、CA、読者モデル界でキリスト教系大学出身女性たちの活躍が目立つ。「美人論」の井上が提起したキリスト教と美人の関係を、川村は日本のミッション系女子教育が採った才色兼備路線が成功し、郭は日本に流れるキリスト教への憧れを検証して、新文化論が誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
24
タイトル通りファッション雑誌の読者モデルや女子アナの出身校はキリスト教系大学の割合が多いらしい。本書にチャペルで祈る少女像は大衆を引き付けるが寺で経典を読む少女像はあまり人を魅了しないとあり、実際に私もそう思う。なぜ日本人がそのような共通理解を持つようになったのかが本書の問題提起の別の表現。本書の後半で日本におけるカトリック、プロテスタントの学校の設立の流れを追い、なぜ良家のお嬢様を預かる学校になったのかを考察している。2024/06/06
ヨータン
10
うーん。私もミッション系大学出身だけど、華やかさゼロ。読モなんていたかな。フライトアテンダントになる人も3,4人。金持ち?どうかな。あまり根拠がなさすぎ。2019/08/28
Ayakankoku
7
タイトルと内容はあまり一致していない。また全体的に無理矢理感が否めない。プロテスタントの学校には、読者モデルや女子アナが多い。女子アナの半分はキリスト教系大学出身。それは、視聴者の気持ちや視聴者を虜にする謙虚さ、真摯さが身につく教育がなされているから。慈愛や奉仕の精神、隣人愛教育がそれにあたる。うーん、だいぶ無理矢理な気がする。しかも、大学だけだと、そこまで強い宗教教育は出来ない気がするのだが‥。2019/02/04
たか
6
書名と内容はあまり関係ないですね(笑)ミッションスクールの歴史や有名なミッション系大学の解説などいろいろ書いてあります。2019/01/06
つまみ食い
5
ものすごいタイトルだが、日本におけるキリスト教の受容史の概説といった形で中身はかなり真面目。2025/04/29