内容説明
弱小国の王女リゼットは、皇帝・アンドレアスの妃を選ぶ「花嫁オーディション」を受けることに。王都に滞在中のある日、不埒な男に絡まれたリゼットは、助けてくれた傭兵と恋に落ちる。持ち前の明るさと機転で試験を次々パスする一方で、傭兵との逢瀬は続き、恋心は大きくなるばかり。ところが実は彼こそが皇帝その人で…。熱情を一身に受けながら、皇帝の独占愛に溺れていき!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラナンキュラス
28
弱小国の王女リゼットは、皇帝が花嫁を公募していることを知り、王国を救うために援助金目当てで花嫁候補として名乗り出るが、というお話。ヒロインが行動的で困難にも立ち向かうタイプで好ましかったです(皇妃になってから変装して調査するのはちょっとやり過ぎでは?と思いましたが)。皇帝は有能でいい男の筈なんだけど、カッコいい見せ場がないままだったような。リゼットを誤解して怒っていたけど、花嫁として考えているなら祖国の事情よく調べようよ、とか。スパイを追う時も裏での活動が多くテオのほうが目立っていたなあ。コメントヘ→ 2019/04/09
デイジー
9
★★★☆☆KU Rシーン無しの文庫なので、普段は手に取らないんだけど、お勧めに何度もでてくるので、読んでみた。表紙も良かったし。行動力のある前向きなヒロインのキャラは良き。幼馴染の三人組の団結力も好感度大。ヒーローの活躍場面があまりないのが残念かな。裏ヒロインの侍女視点が秀逸。ただ、やはり「その先」がないので、あっさり風味の少女味。まあ少女小説としては、これでいいのだろう。私がカテ違いに手を出したというだけで~。(笑)2022/08/27
朔夜
5
★★2019/02/17
れーち
5
★★☆☆☆2018/12/09
あんにょん
3
テオの話はないのかなぁ?2018/12/24