文春文庫<br> そしてだれも信じなくなった

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文春文庫
そしてだれも信じなくなった

  • 著者名:土屋賢二【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 文藝春秋(2018/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167911782

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内容説明

謝罪会見シミューレーション、大学の七不思議、敬語の存在意義、やたら待たされる銀行、○○するだけダイエット、習慣がもたらす弊害、愛のかけらも感じられない妻との日々。「だれも信じられない」出来事の数々(あるいはだれにも信じられない自身)に出会った哲学者が生み出す極上のユーモア・エッセイ集。 
解説・荒井泰子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

10$の恋

46
(たぶん)ご存知、土屋先生のエッセイ本。自分がなにかに鬱積してるときは、迷わず「ツチヤ本」を手に取るようにしてる。3ページも読んだら、自分の悩みがアホらしくなってくる。いつものことながら、土屋先生のユニークな説法を読んでたら心が軽くなっちゃう♪人間関係・現実社会、ストレスをがまんしてウジウジ考えてるより「あぁ、そーですよ。それがなにか?」って言う土屋先生は立派!日常なんか理不尽だらけ、他人のことなんてそこまで「知らんがな!」と言いたい。いつも無邪気な土屋先生のなんと爽やかなこと!土屋先生、73才の時の本♪2021/05/15

ネギっ子gen

43
信じてもらうのは難しい。仮にわたしが「ツチヤ本は面白い」と言っても、生誕以来、一度も嘘を言ったことがない、この真実一路のわたしが言っているにも関わらず、誰一人として信じようとしない。わたしが「ツチヤ本は書店で買うべきだ」と主張すると、人は「金をドブに棄てるようなもの」と反論するだろう。それに対して「本を購入することの経済効果」に関する出鱈目なデータ出し、漸う世人は某ブック○○でツチヤ本を購入する。700円弱の金銭を惜しみ。なお本レヴューは財務省認可済み、紅白歌合戦参加予定である。【図書館本……予約ゼロ】⇒2020/08/12

mm

22
今回爆笑しつつ、なるほどと気持ちがストンと落ちたポイント1、ピラニアを同居させた方が空輸される鯉の生存率が上がるように、長生きには緊張感が必要。妻を亡くした夫の余命が短いのは同じ原理による。2、究極の断捨離とは、断捨離しようという意欲やこだわりを捨てる事。3、脚力が落ちてよく転ぶようになったとしても、転ぶという事には成功している。4、悩みを一掃する方法は他人や過去との比較をやめる事。気がつかないふりでごまかす。5、DNAのミスプリでガンが発生するのなら何故良い方向のミスプリ(例、若返り)は起こらないのか?2019/07/07

雨巫女。@新潮部

15
《私-図書館》思わずクスッと笑ってしまうことばかり。旦那は、尻にひかれてる方が幸せなのかもしれない?2021/12/21

江藤 はるは

14
そしてあれも読みたくなった。2019/12/01

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