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内容説明
【世界の終わりで今日もおいしいごはんを。彼女たちが辿るのは、人々が生きた痕跡。】
人の時代が終わりを迎え、ゆるやかに静止してゆく世界。ロボットの人 蘇芳は、犬の人 ミュートを連れ添い自分を設計した博士≪ご主人様≫を捜す旅をしていた。道中で出会う、停止した時計塔、朽ちた学校、街だった廃墟。かつてそこに居た人々の名残りを感じながら蘇芳たちは今日も旅をし、おいしいごはんを作って食べる。もうすぐ終わる世界を巡る、終末スローライフ。
(C)2018 Fuminonagi
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
44
ほのぼのポストアポカリプスもの。『ヨコハマ買い出し紀行』のような印象。「ロボットの人」ってアルファさんにも似てるしね。/肝心の料理の絵はあまり上手くないけど美味しそう。2018/12/08
雪紫
38
期間限定1巻無料の電子書籍にて読了。終末世界で主人を探して旅をするメイドロボと人語を介する犬(どう見ても青い鳥オチな気が・・・)。読めない手紙、水の上の街。幻想的な雰囲気もありながら旅で色々学んで作ってく。仕方ないとはいえ、乾燥米多いな・・・。鶏肉美味しそう。2024/07/14
しましまこ
21
モフ買い。2018/11/25
しぇん
19
KindleUnlimitedで。よくわからないですが殆ど人間が死滅している世界を設計者を探して旅するお話。設計者は明らかに横にいますが、何でこんな世界になってるのか、などはまぁそのうち語られるのかも?緩やかに滅んでいっている感じですが、滅びの哀しさよりも絵柄と主人公のキャラのおかげか可愛らしさのほうが目立ってる感じです
真白優樹
10
人の時代が終わりゆき、少しずつ歩みが止まりゆく世界で、アンドロイドの少女と犬型アンドロイドの二人が旅をする物語。終わって止まっていく世界の中、それぞれの想いを抱え、懸命に生きている人達。そんな人達と触れ合いながら、時々美味しいご飯を作りながら旅をする。そんな終末世界特有の寂寥感に満ちた物語であり、どこか淡々とした淡白な世界を旅する、語るのが難しい魅力がある物語である。探し人の気配を常に近くに漂わせながら旅する二人。果たして、鉄道駅への道のりに待っているのはどんな出会いか。 次巻も須らく期待である。2018/11/30