内容説明
「殺したい男がいる」と告げた女の真意とは? 離婚した妻から突然頼まれた事のてん末は? 偽装アリバイ、変形倒叙、犯人当て、心理の深層……名手が繰り出す傑作の数々が、あなたの推理に挑みます。思わず唸る真相、これぞ短篇の醍醐味です。ミステリ界の巨人が、あらゆる技と知恵を駆使した傑作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はんげつ
3
佐野洋の短篇は、短めの文量、軽い読み口の中に、鋭さであったり揺さぶりであったりがしっかりと盛り込まれている。本書は各タイトルに《偽装アリバイ》や《犯人当て》といったジャンルが付されていて、中には《楽しい私刑》《潜在的犯意》などのような一風変わったものもあり、目次を見るだけでそのバラエティーの豊かさが伺えます。佐野洋短篇で一番好きな《対決推理》式の作品もあってとても嬉しい一冊ですが、ベストを選ぶなら「情報漏洩《退職署長》」でしょうか。発端から着地まで常に意外性に溢れた一篇です。2019/06/27
Tatsuya Michibata
0
風邪をひいて活字も読む気にもならない時期から回復期に何か読もうと思って枕元においていたものを今回読んだのですが、なんせ読みやすい。病後の回復期にピッタリ。久々に佐野洋の短編読みましたが、ああ、こういう感じだったんだなと懐かしく感じました。2015/10/29
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