内容説明
獺祭、十四代、新政など、空前の日本酒ブームが到来している。東北や西日本の銘酒が人気を誇るが、実は関東にも良酒はたくさんあった。東京の多満自慢や屋守、茨城の来福や結ゆい、千葉の不動、群馬の仙禽、神奈川のいづみ橋など、美酒を求めて酒飲みライターが蔵元をめぐり、「酒の神髄」に触れる。美味しいのにはワケがあった! 蔵元の歴史や造り手を知れば知るほど飲むのが楽しくなる――関東12蔵厳選の日本酒紀行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
15
図書館本。「酔っぱライター」(著者紹介文より)がである著者が、関東の12の酒蔵を回り、蔵元の歴史や新しい試みを聞き、最後は地元のお店でお酒と料理を楽しむという「酔いどれルポタージュ」(帯の言葉より)著者が訪れている中に、地元の酒蔵があり、自分はそこへ行ったこともないどころか、そのお酒を飲んだこともない(日本酒はあまり得意ではない、という事もあります)のですが、興味を惹かれました。様々な工夫をこらす事で、その蔵ならではなのお酒が 生まれているというのが分かりました。2019/07/04
Atsushi Mori
3
知ってる近場の酒蔵がいくつも出てきて楽しめたけど、内容はそれほど濃くない。2020/04/17
tsubamihoko
3
関東の酒蔵って意外と多いのね。山梨の青煌飲んでみたい。花酵母というのが気になる。2018/11/12
Guro326
2
関東の酒蔵を中心に訪ね歩き。神奈川の二蔵分だけ読んだ。2025/03/21
めぐねい
2
面白かった。単なる酒蔵紹介かと思ったら、ドキュメンタリーで、社長さんや杜氏さんのお酒に対する思いとか苦労話とか聞けて読み応えあった。お酒の感想がどれもこれも「美味しい」でほんまかいなって疑いがちやけど、そこに至るまでの話を読んでるから、ほんまに美味しいんやろなって。何よりお酒が飲みたくなる書いたくなる文章が良い!さっそく読み終わったあと、屋守買いに行った(笑)2020/12/19