内容説明
江戸の北、月の名所道灌山にある小さな豆腐料理屋。主の茂作が店仕舞いをしようという時、二人連れの男が暖簾をくぐった。料理と酒に加えて芸者を呼んでくれと言われ、調子よく返事をしたはいいが、すでに月見の頃は過ぎ、芸者は皆出稼ぎ中。その時、外を小さな狸(たぬき)が横切った。芸者に化けてほしいと言うと、驚いたことに「あたいでよければ」と……。風野亭〈読む落語〉第三席!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
48
サクッと読める風野さん流「読む落語」。声を出して落語家風に読んだら一席できるかも、そんな話が10席。たった3日で易者の師匠から指南をあおぎ早速に易を見ることになった羅生門おお丸の騒動話、不愛想な元絵師の店主が蕎麦屋を開くが客足はなし、愛想顔を忘れた夫婦があることがきっかけでアイデアを思いつくおかめそば発祥の話。他にもたぬきもきつねが登場してやんややんやと…。やはり、落語はいいですね。2019/01/17
Norico
12
大江戸落語百景第三弾。3作目にしてなんか慣れてきた。2019/11/09
こうちゃん
10
ふむ。程よい小噺感。2020/12/10
古典部員
8
さすが落語百景、終わり方が秀逸。「かけだし易者」がお気に入り。2019/01/16
だいゆー
5
読む落語第三弾(^^2018/11/19
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