内容説明
働きながら自閉症スペクトラムの息子を育てる著者。人に興味がない、こだわりが強いといった幼児期からスモールステップの家庭療育を始め、今では特別な支援から卒業し、いきいきと小学校生活を送っている。無理なく続けられる家庭での関わり方の工夫を紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
luckyair
1
実践者の体験をまとめたものとして、実感がこもっている。方法論としては参考になるところもあるが、実際にこれを行うためには周りからの支援が不可欠。お母さんの頑張りはもちろん、担任の先生もとてもしっかりやってくれているからこその方法。そもそもこだわりがあることを悪いと捉えてしまう日本社会はまだまだ未成熟。みんな平均的で頭を揃えてしまうからこそ、みんな忖度に走り、個性の芽を殺している。★★☆2021/08/07
こっけ
1
子供の相談に公的機関に行ったところ、紹介してくれた本。実際の体験・対応方法が載っているため、親近感を持ちながら読めます。参考になるのは小学校高学年までの方向けですね。特に発達に問題を抱える小学校入学前のお子さんには、事前にトレーニングになる内容も多く一番参考になる年代かと思います2020/05/17
まこ
0
発達障がいのある子どもも最善の利益が確保され「自分がなりたい自分になれる」、そして子どもを育てるママも「自分がなりたい自分になれる」そんな社会でありたい。そんな素敵な日本でありたい。2021/03/21