内容説明
家の中は,危険がいっぱい! 正しい知識と決意があれば,ぐっと快適で安全な暮らしを実現できる.健康寿命を延ばし,認知症の周辺症状が治まることも! 「住宅改修アドヴァイザー」として1000件近い要介護者の自宅を訪問し,コンサルティングやケアリフォームを手がけてきた著者が,老後破産も防ぐ改善ポイントを惜しみなく伝授.
目次
目 次
はじめに
第1章 あなたの選択「ついの住まい」
1 高齢期の住まい
①ライフステージと「ついの住まい」
②介護期に暮らす「ついの住まい」を考える
③複雑で多様な「ついの住まい」
2 家で暮らす
①事例にみる住まいの介護力
②家で利用出来る介護保険制度等
③一人暮らしの見守り
第2章 住まいの介護力
1 住まいの実情を知る
①家づくりの慣習に問題あり
②介護の要因と増加する家庭内事故死
③脳血管疾患やがん、リウマチと住まい
2 健康寿命を延ばす
①家庭内事故を防ぐ
②加齢に伴う疾病を防ぐ
③小さな住まいの改修ポイント
④道具を見直し加齢と共に暮らす
⑤福祉用具の活用
第3章 バリアフリーの家で暮らす──介護・療養の事例
【事例研究・1】 福祉用具活用し九八歳・自立生活継続中
①住まいを選択
②九〇歳から要支援1に
③加齢に伴う傷病を乗り越える
④自立のポイントは福祉用具
⑤家具の配置替えで寝たきりを防ぐ
⑥ケアマネ、ヘルパー、理学療法士、福祉用具事業者の輪
【事例研究・2】 認知症に有効だった大規模リフォーム
①介護に困り相談
②住まいの改善ポイント
③一期工事──老夫婦の居住空間を整える
④住みながらの工事を選択
⑤息子夫婦の同居へ
⑥二期工事中にも一期工事の効果大
⑦家で看取る
⑧リフォームの効果
第4章 認知症にもリフォームを
1 認知症にリフォームは禁物?
①認知症と在宅化のポイント──周辺症状を防ぐ
②常識を疑う
2 認知症にこそ大事な住環境
①小さな改善から大規模リフォームまで
②認知症を防ぐ暮らし
③認知症を定期健診に
第5章 今日から始める「老活」のすすめ
1 誰でも陥る危険「老後破産」
2 正しく恐れる「老後破産」
3 それぞれの「ついの住まい」に向けて
4 今日から始めよう「住まいの老活」
おわりに
[参考] 様々な「ついの住まい」
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
ぶんこ
順子
武井 康則
田中峰和