内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
アスペルガーやADHDなど、発達障害のお父さんの特性を理解し、上手にコミュニケーションをとりながら日常生活や子育てに困っているお母さんの悩みを解決するための情報が満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
79
発達障害の人と家族になった時、その性質や対処法を知らず、周囲からもその苦悩を理解されないという状態を「カサンドラ」と言う。この本は陥りやすいトラブルや各個性を知った上での対処法、周囲の理解をどう、求めればいいのかなどを分かりやすく、提示しています。ADHAとASDでは性質も対処法も違う事や発達障害の人も自分の性質が理解されないという経験から頭ごなしで否定されたりすると頑なになったり、パニックを起こしたりするという点が一番、心に刺さりました。当事者が一番、大変なのにそこに思い至る事はなかった自分を恥じました2018/11/20
コウメ
47
サカンドラ、発達障害の旦那の妻。/発達障害は大きく分けて3つある。ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)LD(学習障害)。/ASD(自閉症スペクトラム)は、⚫基本的に人と関わるのが苦手(人と目を合わせない、名前を呼んでも反応しない、相手や状況に合わせた行動が苦手)⚫コミュニケーションをとるのが苦手(相手の表情から気持ちを読みとれない、たとえ話や冗談を理解が苦手)⚫想像力が乏しい(自分のルールにこだわる、急に予定が変わるとパニックをおこす)/2019/06/02
morinokazedayori
26
★★★★★夫の発達特性上の特徴的な言動により、心身に大きなダメージを受けた妻の状態を、カサンドラ症候群という。発達に特性のある夫の具体的な言動例が、細かく分かりやすく解説されている。深刻化しないうちに対処できれば、DVや虐待は激減するのではと思う。カサンドラについての理解が、世の中に深く広く広まる必要があると、強く感じた。2019/02/21
k sato
8
ASDやADHDの夫との間で起こるトラブルに悩む妻の状態を指してカサンドラ症候群と呼ぶそうだ。カサンドラとはギリシャ神話からの引用で、夫婦間のトラブルに類似する経験をしたカサンドラ(悲劇の預言者)から名付けられた。現実にはこの逆の場合もあるはずだし、職場や親子でも見られる事象ではないか。この本には特性の理解とその対処法が書かれている。一番印象深かった解決策は「ASDの夫には予習を、ADHDの夫には復習を」。夫の特性を知ることで、本人も関係者も対処できるということですね。職場でも応用できる気がします。2022/03/08
よむよむ
7
当事者にも周囲の困惑している人にも中立的でやさしい。発達障害についての基本的なことを学校で教えてほしいぐらい。「カサンドラ」「ASD」という言葉を知っているだけで、なぜ自分が辛いのか、その理由をネットで探し出して救われる人は多いんじゃないか。 ここに書かれていることはすでにネットや書物で調べ尽くして、頭ではわかっているし、日常生活もそれなりに回せていると思うが、心にすきま風が吹く感じはどうにもならない。どんな心の持ちようで心が満たされるのか。そのヒントを探している。2019/10/05
-
- 電子書籍
- 闇狩り人走る!(分冊版) 【第4話】 …
-
- 電子書籍
- SERVAMP-サーヴァンプ-【分冊版…
-
- 電子書籍
- 結婚の罠に落ちて〈オルシーニ家のウエデ…
-
- 電子書籍
- スパダリ天狗と夜這い婚(分冊版) - …
-
- 電子書籍
- ライスショルダー(9)