内容説明
プロマネが現場で使える書籍、遂に登場!
システム開発の全フェーズを完全網羅
プロジェクトマネジメントに関する勉強本は多数出版されていますが、それらを勉強するだけではシステム開発プロジェクトを成功には導きません。特に経験の浅いプロジェクトマネジャー(プロマネ、PM)の場合、実際のプロジェクトの現場で「何をすればよいのか」と手探り状態になることが数多く発生します。結局は、個々のプロマネの力量次第で成功確率に差が出ているのが現状ではないでしょうか。
本書はそうしたプロジェクトマネジメントの勉強本ではありません。実際のシステム開発プロジェクトを成功させるために、プロジェクトマネジャー(プロマネ、PM)やメンバーの誰が、いつ、何をやればよいかを詳細に解説したプロジェクト実行ガイドです。プロマネになったばかりの人でも、プロジェクトがどのフェーズにあっても、本書は即座に活用でき、プロジェクトを成功へと導きます。
具体的には、システム構築プロジェクトの全フェーズを23群に分け、各フェーズの定義、標準タスクフロー、推奨するアクションで構成しました。プロマネが取り組むべきタスク、そしてメンバーが取り組むタスクと、それに対して推奨されるPMの取り組みが一目で分かります。各フェーズの計画書の作成例や成果物のイメージも豊富に収録しており、プロマネが常に手元に置くべき一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フレイム
8
システム開発、ウオーターフォール型のPMを体系化した本。PMBOKは汎用的なのでシステム開発に特化した本はありがたい。最近はいろいろな開発メソッドが出ているが、誰が何をいつまでにという基本は変わらない。 工程ごとの成果物とその記載項目はもちろん、推奨フォルダ構成や次工程の準備に着手するタイミングが省略せずにきちんと書かれている。まだ一部の工程でしか使用していないが、今後も役に立ちそうな本。 PMは必携です。2019/09/20
Yoh Sano
1
何も参考にならんかった。2025/08/02
weirdtntn
1
◆PMOとして新しい現場への着任が決まったため、プロジェクト実行に関わるノウハウをインプットすべく手にとった本。システム開発/構築プロジェクトのプロセス、役割分担を理解できる。 ◆PMBOKとは異なり、「プロジェクトの工程」、「誰が作るのか」、「ITプロジェクトでの具体的な成果物」にフォーカスして解説されているため、PMBOKよりはとっつきやすい印象。 ◆熟読するというよりは、手元に置いておき関係ある箇所を、辞書的に読むかたちがよいとおもう。2021/04/24
Kuliyama
0
PMOの仕事に入りそうで手にしました。実践的だと思います。2022/06/26
nks
0
帯のとおり学ぶ本ではなく、プロジェクトの現場で教科書・参考書的に使えそうな本だと感じた。実際にプロジェクトに入る前、または入った後にそのときのフェーズに応じて必要な個所を読む使い方が良さそうだと思う2021/11/05